ニノチカ Ninotchka |
2019年3月16日
現在 |
|
|
堅物の共産党員をヒロインに、スターリン政権下のソ連を皮肉ったロマンチック・コメディの傑作。
ソ連商務局の3人が貴族夫人から没収した宝石を売りにパリに出てきたのだが、夫人の代理人のプレイボーイ、レオンのペースにはまってしまう。今度は堅物の共産党員を送るのだが、レオンと恋におちてしまう。
無表情なガルボが初めてコメディに出演、「ガルボ、笑う」というキャッチフレーズまで作られた。風刺のきいたルビッチの演出、ビリー・ワイルダーらのセンス抜群の脚本は色あせることなく、これぞソフィスケイテッド・コメディといえる映画に仕上がった。
監督/エルンスト・ルビッチ
脚本/チャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダー、ワルター・ライシュ
出演/グレタ・ガルボ、メルヴィン・ダグラス、アイナ・クレア、シグ・ルーマン
1939年/アメリカ/モノクロ/110分 |
|