地上最大のショウ The Greatest Show on Earth |
2019年7月11日現在
現在 |
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世界最大のサーカスとして知られているリングリング・ブラザース=バーナム・アンド・ベイリー一座に、新しく空中曲芸の名人セバスティアンが加わった。このサーカスの空中曲芸スターだったホリーは面白くない。ホリーを愛していた座長ブラッドもその気持ちは同じだったが、サーカスのためにはしかたがないと思っていた。ホリーは、芸の力で勝とうと激しい稽古に励んだ。その彼女の姿をいつも心配そうに見つめているのは、普段もそのままの姿の謎の道化師バトンズだった。ホリーとセバスチャンの芸争いは日増しに激しくなり、無謀な芸を試みたセバスチャンはとうとう負傷してしまい、ホリーがスターの座に返り咲いたのだが・・・
世界最大のサーカス団を舞台に繰り広げられる人間模様を描いた大作。空中曲芸のスターや謎のピエロ、座長に言い寄る女、それに嫉妬する象使い。華麗な舞台の陰で渦巻く愛憎劇に加え、スリル・迫力満点のサーカスシーン、最後には列車大衝突というデミル監督お得意の大スペクタクルシーンもあり、大スクリーンを意識して作られた娯楽映画の大傑作。
1952年・アメリカ・2時間32分
監督/セシル・B・デミル
出演/チャールトン・ヘストン、ジェームス・スチュアート、ベティ・ハットン
アカデミー賞作品賞、脚本賞 |
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