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人は 生きているかぎり 生きぬきたい
上映時間 1時間52分 |
2015年9月30日
現在 |
- 10/10(土) 小野市民会館ル 10:00 15:20
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新藤兼人 |
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杉村春子、乙羽信子、朝霧鏡子、観世榮夫、永島敏行、倍賞美津子、瀬尾智美、松重豊、麿赤兒、津川雅彦 |
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人生の午後を迎えた老女優が
避暑地でめぐり逢うリリカルな人間模様
新劇のベテラン女優・森本蓉子は、今年も夏の蓼科へ避暑にやって来た。山荘を守るのは管理人の柳川豊子。夫を亡くし、一人娘と暮らしている。この簡素な小屋に、思いがけない客が訪れた。築地小劇場時代の親友・牛国登美江と能役者の夫だ。何十年ぶりかの再会を喜ぶ蓉子だったが、登美江は認知症になっていた。きれぎれに過去の記憶が甦る彼女を、かつての大親友に会わせたいと夫が望んだことなのだ。蓉子は昔二人で演じたチェホフの『かもめ』に思いを馳せる・・・。「“かもめよ、かもめ。私は、かもめ”。登美ちゃん、希望を捨てずに生きるのよ」 |
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避暑地でめぐり逢う、三人三様の、時にシニカルでユーモラスな人間模様。ともすれば深刻になってしまう“老い”というテーマを軽快で洒脱なタッチで描き、さわやかな感動を運んでくれます。
シナリオは、新藤監督が敬愛する大女優・杉村春子のために書いたオリジナル。女優生活70年を迎えて、なお精力的に舞台に映画に活躍する杉村の姿を映像に残したいという監督の願いが通じ、実現した作品です。
また、女優で新藤兼人の愛妻でもあった乙羽信子の最後の作品でもあります。乙羽信子の余命1年と宣告された監督は、人生最後の時を女優として生きぬいて欲しいと願い撮影に入りました。完成した映画を観た数週間後に乙羽信子は70年の人生に幕を下ろしました。
第19回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀助演女優賞、特別賞企画賞、優秀編集賞
キネマ旬報ベストテン第1位、監督賞、脚本賞、主演女優賞、助演女優賞 |
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製作/近代映画協会 新藤次郎 原作・脚本・監督/新藤兼人 プロデューサー/溝上潔、井端康夫 撮影/三宅義行 美術/重田重盛 音楽/林光 照明/山下博 録音/武進 編集/渡辺行夫 配給/ヘラルド・エース、日本ヘラルド映画 芸術文化振興基金
1995年・日本映画 |
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(C)近代映画協会 |
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35mm / 16mm / DVD |