平和な世界を!
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生命(いのち)ある限り 被爆者が語る証言の記録
監督/高橋 一郎
製作/兵庫県原爆被害者団体協議会 「被爆の実相の記録を残す」映画普及実行委員会
1988年・日本映画・ドキュメンタリー・上映時間49分 |
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二度とボクみたいな人間をつくらないでください。
原爆の生き証人の私達(登場される方々)は、死に絶える前に、ヒロシマ・ナガサキの教訓を、また、被爆者の生きざまを何等かの方法でこの世に残しておきたいと思い、これまでも「語り部」として多くの方々に直接体験をお話ししたり、手記や記録集を発行するなどの努力を重ねて参りました。
こういった活動の上に立って私どもの被爆者の証言を生々しく記録し、活動の歩みをフィルムに残し、広げることで将来必ず平和のために役立つのではないかと考えました。
1945年、広島と長崎に原子爆弾が落とされた。その破壊力の大きさはいうに及ばず、生き残った人々の人生をも、大きく狂わせてしまったのである。12才の時長崎で被爆した田川さんはたどたどしく語る「二度と、ボクみたいな人間をつくらないでください、核兵器は使わないだけでなく、これをなくしてください」
被爆者は、それぞれ形は違っても厳しい現実と対峙して生きてきた。だから、被爆者が当時を語るとき、その頬に涙が伝う。43年以上も過ぎたというのに…。その涙の意味を理解して欲しい。
DVD販売有り
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2011年2月2日
現在 |
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