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Psycho le Cemu FCクロノス イベント ”Bad boys, be ambitious!” −名古屋ELL− 2004.06.26 SAT 18:00/OPEN・18:30/START |
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開演時間数分前、ステージが明るくなると上手からseek1人が登場。seekのDJタイムで、メンバーがリクエストした曲を流してました。1曲目はYURAサマのリクエストで石井竜也の『君をのせて』。続いてLidaのリクエストでCD屋でジャケ買いしてしまったというSOILWORKの『リジェクション・ロール』。リーダーらしい激しいメタルです。続いてseek自らのリクエストで東京スカパラダイスオーケストラ&石川さゆりの『真っ赤な太陽』、AYAはメル友のバンドWaiveの『君と微笑おう』、最後にDAISHIのリクエストでキャロルの『ルイジアンナ』。全メンバーのリクエスト曲をかけ終わるとseekは上手へ一旦引っ込み、いよいよ
Bad boys, be ambitious!の登場。 スモーク立ち込める中、YURAサマ、AYA、seek、Lida、DAISHIの順にステージに現れた「Bad boys, be ambitious!」、衣裳は前日に発売された写真集のものでした。め…めちゃくちゃかっこえ〜!!つか、もうLidaしか目に入りません。黒の皮ジャンに鎖骨丸見えの白タンクトップ、黒ジーンズに真っ黒のサングラスそしてリーゼントの黒髪!黒のレスポールがめちゃ似合ってるーっ!今回のイベントはLidaとAYAの立ち位置が逆だと事前に聞いていたので、しっかり上手に陣取った私。一段高くなっている所の一番前に立っていたので、視界が開けていてステージがよく見える。そしてLidaが近いーっ。あかん。もういきなり鼻血出そう(笑) 一曲目はBad boys〜用に作ったとかいう新曲。かなり激しめ。曲が終わるとくるりと後ろを向いてサングラスを外すリーダー。すっぴんだーっ!なんかこっちがハズカシイ(笑)。で、なんか激しいの来るな…と思ったら案の定『Murderer・Death・Kill』。スタンドマイクを振り回して歌ってたDAISHIですが、何度もseekに激突しそうでこっちがハラハラしました(笑)。更に『grotesque』『一億のパルチザン』『Mind Core』『TRAP ZONE』と立て続けに激しい系の曲が続く訳ですが、DAISHIの煽りが激しいったらありゃしない。「お前らも俺もみんなクズだ!」「辛いこと忘れさせてやる!」「潰せ!」ってずっと言い続けてました。いつも以上に口が悪いというか爆発してるというか。ニコリとも笑わないDAISHIとは反対にずーっと笑顔のseek。どんなに激しい曲でもなんだか嬉しそうに笑っている(笑)。ダーっ!と演奏して、メンバーは一旦上手に引っ込みました。 ステージ中央に椅子が準備されると、上手からアコギを手にしたLidaが1人で登場。皮ジャンを脱いで白のタンクトップ姿に。う…腕の筋肉が美しいっ!!少し照れつつ「『凛』の続きとして作った曲なんですが、暗いです。やっぱり暗いです」と前置きして『紅蓮情歌』(字が正しいかどうかは不明)を歌ってくれました。うまい。歌声ももちろんですが、ギターの音にうっとり…。拍手喝采の中袖に引っ込むLida。 入れ替わりにYURAサマが登場。ジャズっぽいリズムでドラムを叩き始めると、続いてAYAが手拍子でリズムをとりながら登場。seek、Lidaも順に演奏に加わる。リーダーはさっきまで着ていた白のタンクトップを脱いで、黒のタンクトップになってました。楽器陣だけの短いセッションの後、日本刀を片手にDAISHIが登場。『インドラの矢』『[feel on the dark]』『LAST EMOTION』『銀狼』と首が立たなくなりそうな曲が続く。『LAST EMOTION』はラップver?っていうのかな。めちゃめちゃ速くてついてくのが大変。客席もステージ上もぐちゃぐちゃに暴れまくってるのに、ガシっと仁王立ちして微動だにせず、ジャカジャカと刻むリーダーの姿がかえって目立ってました。腕の血管が…スゴイんです。手フェチにはたまらんです(笑)。 DAISHI最初のMCは「Bad boys, be ambitious!です。サイコルシェイムのBad boys, be ambitious!です。」という自己紹介。カッコつけて言ったのに、ちょっとだけ噛んでた(笑)。激しい曲はその分煽りも乱暴になるわけで。『LAST EMOTION』なんかでは「お前ら全然ダメだな。今までの中で一番ダメだ。名古屋、そんなもんじゃないだろ!もっと来い!潰せ!」と、延々「潰せ!」を連発。その度にぐわ〜っ!と盛り上がると最後には「やっと本当の名古屋になったな。やっぱり名古屋が一番好きだぜ。」と不敵な笑み。見事に飴と鞭を使い分けてます。何度も「嫌なこと忘れさせてやるよ」とか言ってましたが、ある時ぽつりと「…ってゆうか、本当は俺が一番忘れたいんやけどな」と呟いてました。何か嫌なことあったのか?DAISHI。 そして本編ラストは『道の空』。ここまでの曲がアレだったので、客席の反応は「え?やるの?」みたいな感じでザワザワとクスクスが混ざってました(笑)。今までガーっと飛ばしてきて高音とか辛そうだったDAISHIも、この曲は気持ち良さそうに笑顔で唄っていました。 アンコールではまたステージ中央に椅子が置かれ、『凛〜愛する者のために〜』が演奏されました。その後はseek司会で本名と年齢を暴露しながらのメンバー紹介。 「僕めっちゃカッコイイでしょ?こんなに速いドラム叩ける人他にはおらんで!」と自分を誉めまくるYURAサマ(笑)。『凛』を叩きながら、昇天してしまったとか。それなのに演奏後「電気つけて〜」と唐突に始まってしまったseekのMC。YURA様に「凛で気持ちよくなって浸ってたいのに気の抜けたトークがすぐ始まって…」と文句を言われ、「僕だってこんなんやりたないですよ!」とちょっとキレるseek(笑) 続いてAYA。「初の男キャラはどうですか?」と聞かれ、「メイクが無い分、暇でしょうがない」と。余りにも暇だったので対戦ケーブルを繋いでツインビー(ゲーム)やってたとか。今日暇だったのは他のメンバーも同じで、皆でコッソリ窓の外を覗いていたそうです。…そういえば会場外に並んでいる間、ELLの2階の窓のブラインドから何度も何度も誰かが覗いているのが見えましたが、アナタ達でしたか(笑) 続いてLida。何かしゃべろうとすると客席から「かっこいい〜!」と声がかかり、野次じゃないから何とも言えず、ひたすら照れまくる。唯一、額の生え際が危険だということで野次られた時は「待て!今聞き捨てならんこと言うたな!?」とスルーできなかった模様(笑)。「なんでタツヤっちゅう名前なんですか?」とseekに突然質問され、「なんで俺だけそんなこと聞くのよ?!」とキョドりつつも、「一度ね、順子(母)に聞いたことがあるんですよ。難しい方の”龍”に弥生の”弥”じゃないですか。そしたら”辰年生まれだから”って言うてましたけど、この前もっかい聞いたら”知らん”言われました(笑)」と説明してくれました。その後『紅蓮情歌』の話になると… s「いい歌ですね〜。紅蓮情歌。僕、リハの時かぶりつきで見てましたもん」 L「じゃあ今度、シークくんのためだけに部屋行って歌いますよ」 s「じゃあ、ほうれん草のおひたしでも作って待ってます」 L「お!いいですね〜」 …何ほのぼの語ってるんですか(笑)!seekの部屋行ってほうれん草のおひたし食ってる暇があったらCDにしてくださいよ、リーダー!それが無理ならMDダビングしてファンに配ってください(笑) 次はAYAにマイクを渡してseekの紹介。客席からは「帽子とって!」「眼鏡はずして!」とリクエストが。「いやだ」と言いつつも、ちょっとだけ帽子を脱いでくれたやさしいseek。「危なくない逆ダイの方法を開発してください。他のバンドさんもきっと関心すると思います。みんな、ケガしないように仲良くね」といいひと全開でした。 最後にDAISHI。いきなり「まったくおもろないトークやな。特にお前ら(sL)2人。全然あかんわ。ダメ出しや」と厳しい一言。「この普段着のライブになれてしまうと、次の衣装が怖い」と言ってました。客席からは「桃太郎?」というツッコミが。「何で知ってるん?誰がバラした!?どっかにスパイおんな。…お前やろ!」とLidaを指差すDAISHI。どーしてもLidaに絡みたいのね(笑) 顔の話になって2枚目3枚目がどーのこーの自分は2.7枚目がいいとかなんとかって話になってましたが、笑いすぎた私は勢い余ってコンタクトを落とし、テンパってしまったためその後のトークの内容は記憶にありません。ヘドバンしすぎてコンタクト落とす…ってのならわかりますが、笑いすぎて落とすって…なんかガッカリ(笑) 「もう次一曲やってさっさと帰るからな」というDAISHIの掛け声で『愛の唄』へ。曲が終わると「もう終わりや!終り〜!」とDAISHI。でも客席からは「もっとー!」の声が。「もっと色っぽい声で言えや〜!」と楽しそうに焦らすDAISHI。ステージ上も終わりという雰囲気ではなく、何やら集まって相談中。結局「やります!今日は帰さねぇからな!」ということで今日2度目の『LAST EMOTION』。サビのところを何度も何度も繰り返して大盛り上がりで終了。DAISHIがダイブしてきてもみくちゃになってスタッフに救出されてました(笑) 今日でファイナルということもあってステージ上でメンバー全員で缶ビールで乾杯。そしてクロ限で初めて名古屋に来た記念に、客席をバックに記念撮影。最後に一言ずつ「ありがとう」とか語って終了。メンバーがステージを去った後もしばらくアンコールの声がかかってましたが、メンバーが再度現れることはありませんでした。 普段見れない聞けないモノを見たり聞いたりすることができて、この日ばかりは本当にクロノス入っててよかった…と思った私でした。無くしたコンタクトなんて、リーダーの弾き語りとすっぴんと腕の血管でチャラですよ、ええ(涙) |