cali≠gari
TOUR 2002

ハシィウィー!?
「ツーナーのアーツーは
ツイアーでライツーだがね」
トゥワァー
−CLUB Diamond Hall−
2002.08.03 sat
17:00/OPEN・18:00/START

カリガリ夏のツアースタートから7本目の名古屋は、カリガリ初のダイアモンドホール!(オールスタンディングで1000人以上のキャパ)
HUNGRYS壱号弐号はこのライブに友人を一人誘って行きました。カセットやらビデオやらをダビングして送り付けて、事前に洗脳しておきましたので(笑)

会場入り口には「当日券あります」の貼り紙が。夏休みでしかも土曜日なのになぜ売れ残る!?この日は安城の七夕祭り(日本三大七夕祭のひとつ)があったり名古屋大花火大会があったり長島スパーランド花火大会があったりなんかしたので、お祭り好きな人たちはみんなカリガリよりもそっちを選んだのかもしれない…なんて無理矢理納得しようとしたりして(笑)会場内は確かに空きスペースが多く、涼しくて酸素も十分でとっても快適(苦笑)

私達3人はホール中央後ろ寄りの一段高くなっているバーを背にした位置に陣取りました。ド真ん中です。SEは「西部警察」「太陽に吠えろ!」…誰の選曲ですか(笑)?開演時間を4分ほど押したところで『失禁』からライブがスタート。青は黒のジャケットでカッチリした感じ。研次郎は薄茶色のサングラスに白のブラウス。秀仁はめずらしくカッコイイ系のヴィジュアル小僧風。まこっちゃんは「今日もまたメイクが決まってるな」としか印象が…(笑)

『まほらば憂愁』『ハイカラ・殺伐・ハイソ・絶賛』『きりきりまいむ』と一気に演奏したところで青が扇子を取り出し、お馴染みの青ダンスで『発狂チャンネル』。カリガリ初体験の友人はこの青の扇子さばきを見て一言
「はや〜い!!」…的確な表現です(笑)

最初のMCは秀仁。「誰だよ!?ココ(ダイアモンドホール)ブッキングした奴!前回のライブ(クラブクアトロ)がいっぱい入ったのに気を良くしたのか、それよりちょーっと大きいところになったらずぐコレだよ。客減ってんじゃん(笑)!いきなり200人も減ってしまいました…あの、あれですかね。今日ここへ来るはずだった人達…200人の人達を乗せた飛行機とかが渋滞で遅れちゃってるとかってことはないですかね(笑)?」…よほどソールドアウトしなかったのが気に入らなかったんでしょう。「ここでやるのは最後だ!」とMCの間中ずっと怒ってました(笑)だから〜、七夕祭りとか大花火大会とか無い日に来てくれれば…(笑)
秀仁、「いや、別にそんなに気にしてないけどね」と言いつつ「そんな悔しさを歌った曲です。聴いて下さい」…と次の曲へ(笑)

『フラフラスキップ』『デジタブルニウニウ』等を演奏した後、青がスケッチブックを持ってステージに登場。「関東より北のライブに行った奴!知ってても知らないフリしなさい!」と客席に注意した後、スケブを使ってのニューシングル告知。
『10月30日発売決定!』『タイトルは』『舌先3分サイズ』『手扇子禁止!!』などなど、一枚一枚めくりながら書いてある文句を客席にリピートさせる。「手扇子禁止って言ってんのにそれでもやってるバカがいるのよっ!手扇子やりたい奴はスイートハート行ってちょうだいっ(怒)!!」確かにスイートハート系のヴィジュアルバンドなら手扇子したい放題です(笑)「イントロとサビの所はヘドバンしなさい!」との指示も出て新曲『舌先3分サイズ』へ。でもビミョ〜にヘドバンしにくかったのは私だけですか…?
『黒い球体』『わずらい』『東京ロゼヲモンド倶楽部』『君が咲く山』『マグロ』等で一気に盛り上がり、『嘔吐』で第一部が終了。『マグロ』はライブの方が断然カッコイイ!客席が広くて余裕があったので「ぐるぐ〜るぐる♪」って両手上げて余裕で振りができました(笑)

第二部は「桜井青江オンステージ」。やっぱり(笑)!シミーズの上に喪服を纏い、手桶に仏花と酒瓶を携えて『若草色のシミーズ』でステージに登場した青江…キモっ(笑)!喪服を脱ぎ捨て、シミーズ姿で客席に向かって桶の中の水やら花やら線香やらを撒き散らす(笑)他の会場では桶はカラで、酒瓶の水を桶に移して撒いてたらしいのですが、名古屋では用意されてた桶にもうすでに水が入っていてびっくりしたそうな。桜井青江31歳。足腰が弱ってきたのかこのオンステージの最中2度まったく同じ場所でつまずいてコケそうになってました(笑)
「名古屋の食べ物は味が濃い目。男も濃い目ね。何がって?決まってんじゃない!…今日こそはオトコ喰うわよぉーっ!!」相変わらず下ネタ炸裂の青江。「下ネタやめてくださいって言われたんだけど、アタシがやらなくて誰がやるってのよ!」とな(笑)「名古屋、暑いわねぇ〜。これだから盆地は…え?盆地じゃない?じゃ何よ。…平野?濃尾平野?何?…知らないわよ。うっさいわね!ブス!!アタシ、村井さんみたいに地理オタクじゃないから。うるさい、このドブス!!」…客に向かって逆ギレです(笑)マジボケで「名古屋県」と言ってしまった青江、素で凹んでました。地理オタクじゃなくても、それくらい知っててください(笑)

オンステージを終えて衣装チェンジのために青江が退場し、入れ替わりで研次郎とまこっちゃんが登場。…場繋ぎですか(笑)?
「はい、私は地理オタクです」と認めた研次郎。客席に向かって「名古屋の人、どのくらいいますかー?」と問い掛けましたが、手を挙げた人はごく僅か。「名古屋の人…とか聞くからいけないんですね。愛知県の人ー!岐阜県の人ー!三重県の人ー!」さすが研次郎、的確です(笑)続けて「長良川付近の人ー!揖斐川付近の人ー!木曽川付近の人ー!明治用水付近の人ー!」 …さすが地理オタク、詳しすぎます(笑)名古屋に前日入りしていた研次郎、朝早くにホテルの前からジョギングを始めて、気がついたら鶴舞公園まで走っていたそうです。公園内でものすごい数の人がラジオ体操をしていたので、その輪の中に加わって体操をしてきたとか。でも太極拳をやってる一団には入れなかった、と(笑)
「前日入りして手羽先食べました」というまこっちゃん。『マグロ』のキャンペーンで青と名古屋に来た時、ローカルの「さまぁ〜ずのげりらっぱ」というテレビ番組に出演し、2人で栄のテレビ塔前で「げりらっぱぁ〜」と叫びながら何度もマヌケなポーズをとったそうです。「これ、放送されました?」と客席に尋ねるも、客席の反応薄っ(笑)!壱号がチェックしてたそうですが、「放送してないような気がする」と言ってました。それじゃあんまりです(笑)

まこっちゃんと研次郎のぼや〜っとしたトークの後、衣装チェンジを終えて青がステージに再登場。ボーカル秀仁を待たずに演奏スタート。青がボーカルの『腐った魚』でした。曲が終わるとやっと秀仁が登場。衣装は…ローソンの店員(笑)!?ダイアモンドホールの隣にローソンがあったんですけど、本当にそこから店員の青い制服を借りてきたんでしょうか(笑)ギターを抱えた秀仁が「では、みんなが今一番聴きたいだろう曲をやります」と言って始まった『東京病』。しみじみ聴き入ってしまいました。
『夏の日』『ブルーフィルム』『ゼリー』『エロトピア』でラストスパート。『エロトピア』で研次郎の足元に跪いてエロく絡む青。が、そんなことは無視して淡々とベースを弾き続ける研次郎…というその絵が妙におかしかったです(笑)本編最後は『ギロチン』で締め。演奏を終えてメンバーが下手に去って行く中、客席に引きずり降ろされるような格好で捕まった秀仁だけがなかなか引っ込めないでいました(笑)

いつもはなんとな〜く静か〜にアンコールの声がかかるのですが、この日は「カリガリはもうセットにアンコールは組み込まない」との青の宣言を知ってか知らずか、客席からのアンコールの声が大きい!「アンコール無しじゃ帰れない!」というファンの気合が伝わったのか、メンバーは意外と早くステージ上に再登場。アンコール曲は『37564。』秀仁は暴れまくり、青は自らメガネを外してスタッフに手渡し、汗だくになりながら客席を煽る煽る。メガネ無しの青を見たのは2回目だ〜。異様に速いテンポの『37564。』でアンコールも終了。最後までメンバー全員テンションが高いというか機嫌が良いというか…楽しそうでしたね。青は徹夜明けのナチュラルハイだし(笑)

ニューアルバム『第七実験室』中心の曲構成で、ノリが掴めないところとかあったりもしましたが…久々のカリガリ、思いっきり楽しんできました。最後までツアータイトルは意味不明でしたが。←いつものこと(笑)

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