↓ 21世紀を迎えてすぐ…こんな夢を見たんです。 ↓
とある廃虚で傷つき倒れたドラゴンを見つけた弐号。駆け寄り、
助け起こそうとしてよく見たら…ケイン・コスギだった(大ショ〜ック)


カモン!ドラゴンFANへの道
80年代、ザ・ハングマンというドラマにはまりました。今ではバラエティ中心の黒沢年男やスーダラ節の植木等も出ていました。必殺シリーズの現代版のような作品で、闇にのさばる悪党に社会的な死を与える死刑執行人(ハングマン)が活躍する物語です。そんな大人のドラマを毎週楽しみに見ていたのです。小学生だったのに(笑)
そのハングマンの1人、拳法の達人の「ドラゴン」に惚れました。思えば私がカンフー映画に夢中になったり中国語の勉強をしたり、中国大好きになったのも彼がきっかけだったような気がします。彼が死ぬシーンでは本気で号泣しました。当時わかっていたのは彼の名前が「ディオン・ラム」だということだけで、ザ・ハングマンの放送が終わると彼の消息もぱったり途絶えてしまいました。それでも私の中では彼はずっと「ドラゴンさん」として生き続けていたのです…。

あれから10数年が経ち、新世紀の年明け早々のことです。上のような夢を見てしまいました。それ以来ドラゴンさんのその後の消息が気になってしかたありませんでした。しかし、わかっているのは「ハングマンに出ていた」ということと、「ディオン・ラム」という名前だけ。ネットが普及した今なら何かしら情報が得られるかもしれない!と検索しましたが、大した情報は得られませんでした。
が、唯一香港映画のムック本にインタビューが載っているということを知りました。早速本屋でそのムック本を購入。まさに10数年ぶりのドラゴンとの再会でした。その記事で彼がハリウッド映画「マトリックス」の武術指導に参加していたということを知りました。マトリックス…映画館まで見に行ってました。パンフも持ってます。テレビでやってたスペシャル番組(メイキング)も録画してみました。そのメイキングに彼が出ているというのです!…全然気付いてなかったよ(泣)。
早速DVDをレンタルし、見ました。10数年ぶりの動くドラゴンとの再会でした。面影はあります。少しタレ目のところとか。でもあれから10数年…ヒゲオヤジになってます(笑)。彼はトリニティ役のキャリー=アン・モスに手取り足取りアクション指導し、「唯一英語のできる彼がいたから助かった…」とまで言われていたのです。この映像を見てしまったからにはもう歯止めがききません。「愛の暴走特急」弐号、行動開始です。
ネットで再度情報を検索(名前をラム・ディオンとか林迪安にしたら相当数ヒットしました)。彼が関わった映画のビデオをレンタルしまくって見ました。日本未公開の作品はホンコンからVCD取り寄せたり、マイナーな映画館の「香港映画フェア」とかに足を運んだり。そりゃもうすごい行動力です。愛の力です。まさに暴走特急です。

やがて、私みたいにドラゴン好きの人がいるかもしれない!うまくいけばお友達になれるかもしれない!情報交換もできるかもしれない!…せっかく集めた情報だし、え〜い、公開しちまえ!ということで、弐号の趣味部屋にカモン!ドラゴンFAN(略してカモドラ)を設置することになりました。実はこのHUNGRYSのサイトが今の形になる前、私だけが管理していた時は、このカモドラがメインコンテンツだったんです。自己満足万歳です(笑)
皆様のお役に立てるような情報はこれといってありませんが、弐号の愛の暴走特急ぶりを遠くから見守っていただければ幸いです。