相模線用205系

1998年9月完成

 相模線電化用に製造された205系は運転士支援装置の取り付けに加え、キハ30系時代からの半自動ドア 装置を設置された専用の500番代となりました。

 この電車は私が通学に使用している横浜線に橋本から乗り入れてきて、八王子まで直通運転をしています。 その関係で見る機会も多いことから、製作しました。

 模型では製作のきっかけともなったグリーンマックス製205系500番代キットを使用しています。しかし、 このキットは初期型(山手線・207系900番代)のキットのドア窓が大きくなっただけのようでそのまま作 っても乗務員扉横の踏み段の問題やGMならではの動力ユニットの問題もあります。

 そこで、横浜線沿線の模型屋さんでたんまりと残っていた(現在は在庫はありません)KATO205系埼京線 色基本セットが4両編成なのを良いことにベースとして使用し、GMキットは前面とスカート、帯デカール・標記 のみ使用しました。

 ただ、それだけですので、前面を切り取り、GM製に付け代え、埼京線の綺麗なグリーンの上から銀(グンゼ8番) を塗り、デカールを貼りました。こうするとデカールに透けずにさわやかな相模線カラーを再現できます。しかし、 楽ですがもったいない加工でした。

 一応ライトも点灯します。ヘッドライト点灯時は光漏れから「運転台照明ユニットを組み込んだの?」と友人から 冷やかされます。

 

 しかし、5限目の終わった後に電車を待っているといつも先に来るのは茅ヶ崎行きの相模線・・・東神奈川行きが 来るのはその後。結構腹立たしいので運転会以外では走らせないのがこの電車です。

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