モヤ113

2003年1月19日

 国府津電車区の訓練車編成です。まだユニットだけですが、両端のTcも仕上げ中です。 実車は95年に千葉の営業車から訓練車化改造されました。大宮の標記が付いているので大宮工場で改造されたようです。 Tc’は分かりませんが、Tcは国府津電車区基本編成の中Tcとして、MM'も10年ほど前まで基本編成に組み込まれていました。 また、Tc’は方転改造車で、元Tc172とのこと。Tc’は改造車ですが、幡生工場の銘板を付けています。87年改造 ですが、78年の銘板を付けています。これは冷房改造のことでしょうか・・・。訓練車としては車内にロッカーの ようなものが設置され、その部分の座席が無いようですが、それ以外の違いは塗装以外確認できませんでした。

 模型はGMの初期型を素組みしています。両端は前面補強車なので、あまぎのアンチクライマパーツとペアーハンズの 手すり類を用いています。また、前照灯はシールド化改造されていますが、GM前面には含まれない為、白熱灯タイプ 前面をシールドビーム化しています(ちょっとこだわり)。この際にはランナーを白熱灯部に差し、穴を埋めました。

 クーラーはRM221号の写真ではAU75BMっぽいですが、2002年に見たところではAU75BSでした。 実は実車を見たのが塗装終了後だったため、慌てて撤去し、白帯も細いことに気付き、塗装をやり直しました。 クーラーに関してはおそらく工場入場時に代わったものと思われます。白帯は「国府津の113系」でも書いているように 50mmでした。模型では0.3ミリ程度となりますが、0.5ミリ弱で塗装しています。あ、貫通扉塗装してません。 塗装しないと・・・

 2枚刃カッターなど、手段は色々あると思いますが、私は2本の白帯は別々に塗装し、それぞれ上下をマスキング することにより直線を出しやすくしました。結果的にマスキング行程は増えますが、楽に細帯を塗ることができました。

 標記はMDプリンタによる自作ですが、国鉄フォントに横コツの「横」と「訓練車」は含まれない為HGゴシックE を用いました。また、所属標記は301系からさらにサイズを小さくしてみました。モヤには定員標記が無いのがポイントでしょうか。

 動力は素組みということでGM製を用いました。床下に関しては見てビックリ、困ったな〜という感じです。 本来は床下の標記も入れようと思っていたのですが、M車が似ていないので諦めました。一応主抵抗を移動したり 主制御器をずらすなどはしてみました。M’は冷房車のランナーそのままです(正解かは分かりませんが)。

 連結器はKATO密連にしています。パンタもKATO製です。

 Tc、Tc’は後ほど〜。

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