日ごろお世話になっているあんどれっち氏が身延線についてはかなり熱い思いを持っているのは 有名です(新モハ62系はあまり好きではないらしい・・・見たことないからか?)が、以前ご紹介し たJR東海仕様身延線の本来の目的とも言える正調国鉄身延編成が完成した ので展示させて頂きます。以下はあんどれっち氏の記述+福実のコメントです。
「床下の色がウソ電じゃん」
港のさん(福実:BVE業界でお馴染みの茶髪の兄ちゃんね)のこの一言で始まった身延線国鉄編成。
もちろん、TOMIXの身延線開業70周年記念115系2000番台(赤)セットの内容である。
福実さんに「身延線があと一個しかないよ。」と言われたので急いで買ってきた物である。
自分の知識ではクーラーを着けなければ良いだろうと思っていたのが甘かった。
まぁ、JR復活編成でも良かったけどオリジナルが国鉄なら、国鉄編成でしょ。
港のさんの一言で、まず床下を手元にあった115系長野色の床下を転用。これにより、一時長野色は運転を休止した。 月日が経ち、WINからクモユニ143が発売された。 福実さんのお店では、在庫が無かったため(福実:すみませんねぇ。売れ無そうだからあんまし取んなかったのよ。) 急遽定価のお店に行って買ってきました。 当然、1両は必要なかったので売り飛ばしました。結構いい値になったので安心(福実:さすが!)。 クモユニ+115系(床下黒)で完成と思っていました。 ところが、学園祭に出品したときに福実さんのお友達である、Tさんに突っ込まれました。
「窓のまわりが違うよ」
詳しく調べると、実際のHゴムはグレーである事が判明。 早速、窓のために単品のクモハ115系1000番台を買ってきました。財政の都合上、クモハのみ購入。 付け替えようとしたら、ぬぁんと〜!115系1000番台は運転室後ろのルーバーがあるではないですか! これにより交換できず、残念に思っていると、「115系2000番台JR編成ができるんじゃないのか?」とふと気がつく。 福実さんに相談し、購入予定を模索しつつ、「115系1000番台基本セット」「サハ115―1000」「クーラー準備板」を新たに購入。 トイレ無しのクハ115はセットにしか入っていなかったため購入。サハは2000番台がルーバー無しため購入。 最大のポイントは、1000番台セットは床下が黒であった事である。 まず国鉄編成の完成を目指して、窓、床下をそれぞれ取り換えて完成!これにより、長野色が復活!
次はJR編成を組み立て。 窓と床下は赤の物をそのまま転用。 屋根のクーラーを外し、準備板とベンチレータを赤のセットに入っていたクーラーに交換。 あとはJRマークを入れるだけどぁ〜。 さてさて、またまた月日が経ってTOMIXから赤の再生産の情報が!? むむ!?ここは前々から福実さんが言っていた(福実:クハの連結方法が怪しすぎ。国鉄末期だけに 何でもありだったんでしょうか)、クハ2100番台の実現を! もう1セット買うと不経済なのでTOMIXに直接メールを出し、クハのボディのみをわけていただく事に成功。 窓はTOMIXから単品で売り出されるのを待って購入(福実:あんどれっち氏のためにわざわざTOMIXに 注文書書いた覚えが・・・)。床下などは前に買ったセットの余りを使用。 都合により(福実:というか先頭車はTNなので)連結器をTN密連に変更。 これにより、本当の身延線国鉄編成クモユニ付き5両が完成! 長かったな〜。よかったよかった。
というわけでした。あんどれっち氏、お疲れ様。何はともあれWINのクモユニ付けたりセット潰して 部品取りしたり、かなりお金かけてますね。N歴2年目のあんどれっち氏が単独でここまで行ったのは 凄いと思います。湘南色身延のときも書きましたが塗り替えだけがバリエーション作りではないと 思い知らされました。逆に塗り替えが好きではない方の参考になると思います。
ちなみに、ロケ地は先輩のレイアウトです。ウチのジョイトレ長崎の試運転、EH500−901の 高速試験にも使わさせて頂きました。