コキフ10900は、コキフ10510より改造された性能試験用貨車です。余剰となったコキフ50000の車掌室を2個使用した 試験室が特徴です。展示室UにあるZ-1とZGZ-101のコンテナに置き換えられ、廃車となったようです。
模型はKATOコキ10000転用第7弾として、加工しました。コキ12000他同様マリンファクトリーの穴埋めパーツ 及び緊締装置、耐寒型妻板を使用しています。
試験室部分は取り外し可能で、通常は取り外して運用されていたとのことですが、いちいち緊締装置を復旧していた のでしょうか。ちょっと面倒そうです。模型は穴埋めパーツの上にKATOコキフ10000の車掌室を2個接着しています。 なお、TOMIXコキフ50000の車掌室を移植して楽をしようとしましたが、幅等が合わず断念しました。そのため、屋根上の ベンチレータを撤去してGMのベンチレータを新設。ストーブ用のものはT型ベンチレータ2個から加工しています。
信号炎管はコキフ10000とコキフ50000で異なりますが、コキフに付いていないのでそのまま省略しました。なお、 試験室部分の給水口?が塞がれていますが、これも省略しています(←省略ばかりではないか〜)。
標記等は様々のようで、JR貨物試験車の標記が白っぽいものと紺があるように見えます。また、妻板にも北海ライナー の標記の有無、試験室と旧車掌室の間も手すりと箱?、5tコンテナ搭載面側の箱(測定装置?)も時期により違うようです。