コキ19000は、暖地型の10ft・20ftコンテナ混載用で、コキ10000の番台区分ではなく、コキ19000という別 形式になっています。10ft用の緊締装置を跨ぐように20ftコンテナを搭載するため、背の高い20ft用緊締装置と コキ10000よりも90mm低い車高が特徴です。末期は12ft搭載用に改造されたとのことで、12ftと20ftの混載かと 思っていたら、20ft用緊締装置を撤去して通常の12ft4個積みになっていたようです。
模型はKATOコキ10000転用第4弾として、加工しました。ちょうどマリンファクトリーの緊締装置が1個余ったので どうしようかと考えていたところ、1個のみ10ftを搭載するコキ19000に目をつけました。20ft用の緊締装置はプラ板 から自作し。ディティールとして銀河の号車札受けを貼り付けています。構造は今ひとつ分からなかったので20ft コンテナの四隅を固定し、左右・前後動を防止しています。塗装前はゆるゆるでしたが、塗膜で今はしっかり固定できる ようになりました。takEさまよりツイストロック式の構造とのフォローを頂きましたが、確かにコキ50000の側面に ぶら下がっている時と形状が似ています。それに12ftコンテナを乗り越えるための厚みを加えたのが本形式の緊締装置 のようです。
10ft用の緊締装置は車端の1個は取り外しをするため前述のマリンファクトリーのパーツを用いましたが、他の箇所は 大量に余るKATO5個積みコンテナから切り出しました。車高は若干ボルスタ部を削っただけで本気で下げてはいません。
デッキ手すりは板の有無が混在していますが、19000号車は板なしだったので、19000としました。 画像のコンテナ、時代設定が変ですが合う20ftコンテナが無かったため・・・ご了承ください。