バイト先にとて〜も気になる製品が入荷してきました。プラッツのジョイフルトレイン長崎です。 このような製品は普通入ってこないのに・・・ということで気になっていたのですが、なかなか売れないようなので 自分で買っちゃいました。
RMMには結構な解説がしてありますが、それほどでもないですね。何よりも驚いたのはライト点灯化 しようかと思ったら中が樹脂の固まりであることです。ドリルで開けようと思ったのですが、塗装済みで 車体が割れたらたまらないと思い、クロ157で実績のある(?)ピカチャウ仕様にしました。
ピカチャウはラピートで用いたピカチュウ(KATO製基盤改の福実車輌製ライトユニット、といいつつ ペアーハンズの集電板を用いたり、わざわざ製品名をつけるほどの目新しさは無い。「ピカピカ光ってるっちゅ〜の」 の略)の類似品で、ファービーとクービーみたいなものです。実態は普通点灯しないライトは銀と赤 のどちらかで塗るところを黒やグレーで塗り、いかにも点灯しそうに見せるものです。模型的な表現なので リアルではありませんが、プラ完成車を見慣れていると不思議とそれっぽく見えます。ちなみにピカチャウとは 「ピカピカ光ってるんちゃう?」の略です。
ぼけた福実車輌の製品はともかく、このキットは完成車の車体を乗せ換えるだけというほど簡単ではありません。 窓ガラスが塩ビのプレス品で、これのはめこみが面倒です。運転室は、キハ65のみ種車の窓を用いました。 飛行機モデラーだと真空射出キットの風防でおなじみなのでしょうが、あいにく作ったことは無いので こんなものかなと思いつつはめこんでいきました。ちなみに、運転室横の窓を飛ばして無くしたのですが、 自分で慌てて作ったはめこみ窓の方がツライチ感は良いです・・・。
ただ、通常製品から窓埋めをしてまで作ろうという車両ではないので私は買ってよかったと思います。説明書の実車 解説が詳しいのが良いです。その中に実車のパンフレットの縮小があるのですが、「すこしナルシストにカラオケ」 が笑えました。をいをい、カラオケ程度でナルシストじゃ困るな〜って感じです。実際乗ってみて 本当にナルちゃんになってしまうのか試したかったものです。
ちなみに背後に写っているのは 急遽入手(撮影用・・・)したKATOのシーガイア色キハです。ところで、JR全車両ガイドブックを見たら ジョイトレ長崎は現存しないのですね。てっきりまだ昔の不良さんの学生服の背中を彷彿とさせるデザインであちこち 走っているのかと思っていました。