営団6000系

2002年8月11日完成

 私は模型を作る際に実車を好きで作る時と、素材となるキットに興味を持ち作る時があります。 この6000系は後者で、幼稚園生の頃にケイブンシャの大百科で見たことしかなかったGMの営団6000系の 再生産で作ったものです。とはいえ、発売直後に買ったものがやっと形になりました。

 前期の理由から6000系について詳しいわけではないので素組み(以下という話もアリ)しました。 作りながらあちこちのHPの作例を拝見したのですが、前面を後期型キットから流用する方が多いようでした。 私はあまり違いが分からなかったのでそのままキット付属のものを使いました。今回、新規パーツでクーラー とベンチレーター?撤去跡?が付属しています。この屋根上の箱はよく分からず、勝手に解釈して貼り付けました。

 一応冷改後としましたが、LED朱色で先頭車パンタ付き、という姿が存在したかは分かりません。 代々木上原まで実物を見に行ったこともあるのですが、そんな時に限って209系が続けて来たりして ツイていないものです。もともと大学の友人が劇団の発表があるだとかで行ったついでなので気合も 足りなかったですけど・・・あ、貫通幌の一部縮小も省略してしまいました(突っ込まれる前に宣言。「食べる前に 飲む」みたいな・・・)

 下回りもキットそのままで、もはや何制御なのかも分からないという状態です。前面のダミーカプラー はさすがに元キットのものではヤバそうだったので転がっていたランナーから流用しました。また、アンテナ も相当凄い電波を拾いそうなデカいものでしたが、既に取り付け穴を開けた後だったことから埋めなおす気も おきず、元キットの味を生かす(それなら連結器もそのままにしろっちゅう話もありますな)ということにしてそのままにしています。このアンテナはGM201系のヒューズ ボックス並の味を持っています。車輪に関しては目立つのでグレーに塗ってみました。

 このキットの再販後にエッチングでかなり良さそうなものが出ましたが、実車をあまり知らない私は GMキットで満足です。

 Nゲージの世界でも細密化が進んで随分経ちますが、下回りなどにこだわらず作って走らせて楽しむのも 面白いですね。

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