EF81は製造から20年以上経ったものも多く、富山機関区と門司機関区の車輌には更新工事が施工され 始めました。特徴としては裾の白帯がありますが、300番代の更新車は青帯を巻いています。
モデルはTOMIXのEF81トワイライトカラーがベースです。改造のきっかけはバイトを始めたばかりの頃、 まだ鉄道模型の市場を知らなかったため、お客さんに「最近トワイライトカラー見ないね」と言われ、てっきり 貴重なものかと思い、見つけたお店で衝動買いしたことからです。その後、ほぼ貨物専業の福実鉄道では持て余し、 クリーニングカーを牽引する等で使ってきましたが、TOMIXから更新車が出ていたことを知り、ベースがトワ イライトということから種車にしました。
そのTOMIXの更新車は限定品で、どうやら私が中学生か高校生の頃に出たらしく、鉄道のことなど全く忘れて いた時期だったため当然持っていませんでした。それが秋葉原のぽちで高値が付いていて驚きました。しかし、モデル の元となった34号機は初期型でTOMIXのように色替えだけでは正しくなく、小加工が必要になります。
初期型の特徴は前面ルーバと屋根上のモニターが小さいこと、それにテールライトの形状です。また、側面の 電暖表示灯も小さいです。更新車の特徴である側面窓点検口はトワイライトカラーのモールドを生かします。
前面ルーバはGMコルゲートシートから、屋根上モニターは切り詰め、開口部に蓋をします。テールライトは 銀河モデルの新型機用(EF65PF初期車と同様の形状)を用います。電暖表示灯はカッターで整えますが、 誰も気付いてくれません・・・。実はスカートがトワイライトのままだと密自連対応タイプで形状が違います。 ここは一般型から持ってくると正しい34号機になります。
更新車にしたのでやっと運用に入れることが出来ました。鉄研の定例会では気に入って走らせているので結構有名 です。TOMIX動力も線路の状態が良いと結構パワフルな走りを見せてくれます。