EF67 1
EF67 1

2001年4月12日完成

 老朽化したEF59と、重連での使用に問題のあるEF61 200番台の欠点を解決すべくEF60 最終型から改造されたのがEF67です。電気機関車ながらチョッパ制御を使用し、粘着性能を上げたため、 1200tの貨物列車を単機で押し上げることが可能となっています。1982年から1986年にかけ、3両が登場しています。

 模型では、EF65非貫通型から作ることが出来ますが、宮沢模型がパーツセットの発売を予告していたため、 発売を待っていました。先日やっと発売されたため、早速購入し、塗装変更待ちだったEF65非貫通型を種車に 加工しました。

 パーツセットは、TOMIXのED75用前面窓ガラス、手すり、ヒサシ、エアホース、デッキ、 貫通扉、連結器受け、ナンバーとなっています。構成は私がEF61 200番台を作った時のように 貫通扉の部分をくり貫くのではなく、加工面を削った後に上からパーツを貼り付け、窓ガラスなどで位置決めを するようになっています。

 注意点としては、EF65非貫通型をベースにするため、ライト形状が異なり、小判型テールライトが 必要になることです。製作時にメーカー切れのパーツで、入手に少し苦労しました(東京堂さんサンクス)。 また、前回付属していた解放テコは今回付属しません。他に、デッキ側の連結器周りは、実車はもっとごちゃごちゃ しているので気になる方は追加加工をすると良いと思います。また、モニターは形状が異なりますが、 KATOのEF60用を転用することができます。私はEF61製作時に台車と窓ガラスなどを抜かれ、 どうにもならなくなっていた車体から抜いてきました。せっかく宮沢模型として出すのですからモニター くらい入れて欲しかったですね。ED75の窓ガラスは一般流通品で、容易ではなくとも入手は可能なのですから。

 さて、辛口になってしまいましたが、難関のデッキ周りをピタッと決めることが出来るのはさすがです。 製造は銀河でしょうが、宮沢模型の企画自体が嬉しいですね。ちなみにJRマークにはイリサワの絶版製品(バイト先で もらった〜)を用いています。

 また、ランボード形状がEF60と65では異なりますが、その点は省略しました。というか塗り終わった後に 知りました(笑&泣)。

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