一見するとただのEF65に見えるEF60後期型です。いや、正確にはEF65がEF60に似ているという言い方が正しいのでしょうけど・・・ 。実車は第4次量産型で、側面のフィルタ部分が変更されたこと、シールドビームの採用などが変更点です。 さらに117号機は避雷器が前照灯の後ろへと変更されているタイプに属します。

　ベースはKATOのEF65-500です。これを元にEF65初期型に加工する要領で、尾灯脇の空気取り入れ口の撤去、スカートへの 空気取り入れ口の設置、スカートのステップ（切り欠き）の撤去、尾灯の交換（銀河モデル小判型テールライト）を行います。さらにEF60の特徴として屋根上の モニターがありますが、これはKATOのEF60用を使用しました。

　スカートの空気取り入れ口はKATOのEF60用スカートを使用するのがベストですが、入手できなかったため「黒い網」パーツ から切り出して接着しました。また、スノープロ−はATS防護板タイプと交換しました。モニターは小さいものは無加工で取り付け できますが、大きいものは隙間ができてしまうため、取り付けツメのかかる部分を削ってモニターを移動し、穴は埋めないで済むように しました。

　当初はEF60後期型特急色にするつもりだったのですが、それならば尾灯を交換せずに半円の反射板を付けた方が良いかなと 思い、今回は尾灯交換後に気づいた為、末期の仕様としました。

　この加工をするにあたり、あんどれっち氏にご協力頂きました。ありがとうございました。