DE10 1667更新車

2002年3月6日完成

 JR貨物のDE10が大宮工場で更新されました。個人的には新型車の登場を期待していたのですが、 DE10の更新に落ち着いてしまったようです。同型車が多数いたのでパーツなどもまだあるんでしょうね。

 それはさておき、DE10の1667がまず更新されたようです。1667は1974年日本車両製で 一時保留になっていたようです。しかもRMの写真だと「新」の配置に・・・新鶴見機関区配置なんでしょうか。 また、北海道のDD51のように機関の更新は行っていないというのも興味深いです。実車は新鶴見を通るたびに 見かけて、これは作れということか・・・と思い、家に保留のDE15があったのを思い出し着手しました。

 模型の方はTOMIXの旧ロットDE15から塗り替えました。1667号機は一般型で、TOMIXから現在 発売されているA寒地型のように旋回窓はありません。そのため、旧ロット製品は手間を省くことができます。

 ホイッスルの位置なども製品のままで良いようです。列車無線アンテナはMODEMOキハ30系の余りパーツを 付けておきました。車番は元のナンバーがエッチングなので外して現行ロット付属のナンバーの印刷を削った上で 貼り付け、凹みを埋め、その上にデカールを貼っています。 模型の方も更新ということで、分解整備したところ、旧ロットにもかかわらず元気に走るようになりました。

 裏話・・・今回、クリーム、青、白、グレーの順で塗っていったのですが、白帯のマスキングは青を 残すときと、グレーを塗る前の帯の上辺のマスキングで決まります。塗り終わって全てのテープを剥がした ところ、白帯がやけに太く、塗りなおすか悩みましたが「世の中必ずしも太ければ良いものではない・・・」と 考え、塗りなおしました。モールドが多く、テープが密着しにくい部分も多かったですが、エアブラシ時に使う 塗料をいつもよりも少し濃い目にすることと、吹く向きを考えることで吹き込みとにじみを防ぐことができました。

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