ピンク山を探せ!
ゴールデンウィークに入る前にですね、バイト先の人から高峠という場所があると聞いていたのですよ。
そこは何やら一面つつじの花でピンク色とのこと!ピンク山!あちっ!ということでLet’s Go!
前日何故か眠ることができず、徹夜状態で突撃でした。調子よく走ってる最中は魂が入ってるので
大丈夫なんですけど、車の流れ上ゆっくり走ってるときは誰かにどこかへ連れて行かれそうな感じで
自分の危険が非常にデインジャラスな雰囲気でございましたよ。
そして、そんな自らピンチを招いて高峠辺りで撮った写真はこちら!
いやあ、緑が綺麗で空気も澄んでいて、もう最っ高!!って全然ピンク色じゃないですよ!?
いやまあなんとなく行く途中の道ですっかりツツジの花なんぞ枯れてしまって単なる緑に
なってる様を見た時点でわかってはおりましたが、ピンクのピの字もなく力いっぱい精いっぱいの緑でした。
だいたいツツジの花が綺麗に咲き誇っている霧島に行ったのが1ヶ月前でしたからねえ・・・。
テヘ、失敗失敗♪・・よよ
しかしながら、行ってた最中はまだピンク山がまだあると信じておりましたゆえ、その辺をさまよっておりましたら
メインタンクのガソリンが切れてしまったのですけど「最初に見つけたガソリンスタンドで入れればいいでしょ」と
かまわずガンガン走ってみました。・・・走れども走れどもガソリンスタンドないですよ??
というか生活のにおいすらいたしませんよ!?さすが山!さすが峠!
徹夜、風邪、燃料切れの恐怖などと自分的に未曾有の大ピンチにもめげず、ガソリンスタンドに
無事入れたのはメインタンクが切れてから25キロ走ってからでした、自分の原付メイン、リザーブあわせて
8リットル入るんですけど7.9リットル給油できました♪・・・ひゃっほう!
さすがに鹿屋市街地を走ってる頃には自らの過ちに気づいたので、昔住んでた土地にでも
13年ぶりくらいにいってみよう!と進路を「高山」というところに。
そして記念に昔の学び舎でもカメラに収めようではないかと。
まずは卒業した小学校!
自分、今の身分をすっかり忘れておりました。フリーターでございます。曜日感覚ゼロ。そしてこの日は平日。
卒業生とは言え見知らぬ人が、突然やってきてカメラでパシャパシャやろうもんなら小学生から見たら
怪しい人大爆発です。先生にチクられでもしたら正義のピンチです。
そんなわけで1番人がいなかった場所で。なんか上等になってて生意気だわ!と思ったり。
次は入学した中学校!卒業は別の中学校ですけど・・。
・・いや、なんというかせめてもうちょっと校門付近をとりたかったのですよ、自分も。
だってあとほんの少しカメラ右に向けたら生徒さんがうじゃうじゃいたんですもの!
自分は体の50パーセントは小心者で構成されているので(残りはめんどくさがり)圧倒的多数に向かって
写真とれません。これとったあともまさに逃げるようにその場を離脱!
もう絵に描いたような挙動不審っぷりでございます。
とまあ、当初の目的を果たせずもはやヤケクソで母校なぞを写真にとろう!と
思いましたが、あんまりいきあたりばったりで行動してはイケマセンネ!!
そんなわけでX-MENのウルヴァリンの如く傷ついた心を癒すべく湯の平展望台というところへ
向かったのですが、途中の道がいい感じなのですよ。調子乗って走ってたら
初めてステップを地面にガリリッと擦って「ギョギョ!」と肝を急速冷却したりしてみました。
しかしながら、丁度そのカーブに二人くらい人がいてバッチリ見られていたので、内心
「今のオレ、かっこいいだろ?」
と、思ったとか思わないとか。
で、ついたらどこかの観光客の方々がきていて小心者の自分としては
申し訳なさそう〜に駐車場のすみっこに愛しのNS−1号を止めることでした。
こんな感じに↓
それはさておきですね、この展望台からですと鹿児島市街がパノラマで絶景で北から南までなのですよ。
そして先ほど行ったように道も(灰が積もらなければ)素敵なのでたいそうお気に入りの場所なのです。
鹿児島市街(奥のほう)
・・めそめそ、手前が桜島で奥のほうが鹿児島市街なのですけどよくわからんデスネ、こりゃ。
そういうわけですので振り返ると鹿児島の象徴、「桜島」様がどアップでご覧になれます。
・・なんというか普段遠くから見てるものを近くで見てもいまいちピンと来ません。
というかいつも見てる場所に実際はいるわけだし。まあでも、実際見てみると結構きれいなものですよ。
最後に帰りのフェリーでボーっと外を眺めていたら何気に潜水艦が浮上しておりました。
おお!とか思ってたら、どこかの外国人観光客が潜水艦を背景に写真をとらせていました。
一体、どっちをメインにとりたいんだかサッパリですが自分も記念に一枚。
萌え!
ちなみに自分は沈黙の艦隊を全巻持ってたりするだけの潜水艦好きです。
そんなわけで目的と結果が似ても似つかない有り様のツーリングでしたけど面白かったです。
でも次に行くときはもうちょっと綿密に計画を立てて、少なくとも徹夜で行くのは
止めとこう!お兄さんと君との約束だ!と思うことでした。