高野山参詣の旅 (2003年)
< そ の 2 >
先ず見えたのが、摩尼宝塔でした。 | 歩道に沿って親子の象の椅子。 | その先には、石童丸の刈萱堂です。 |
刈萱堂の遥か上空に青空が…。 | 奥の院参道で烏の鳴声を聞く。 | 石廟も数多く立ち並んでいる。 |
苔むした五輪の塔、傾いたのも…。 | 天っ辺が見えない大木の根っこ。 | 護摩堂の彼方に青空、帰路に着く。 |
本覚院へようやく辿り着く・・・
奥の院から大師御廟まで2キロだから行き帰りで1時間近くかかる。
入り口付近で大勢の団体さんが出て行った後は、殆んど人影もない。
奥の院前バス停で時間表を見ると、出たばかりで50分も待たされる。
そろそろ風も出てきて薄ら寒いので、じっと待つより歩くことに決定!
タクシーが来たら乗るつもりが、全然通らない。考えてみると、昼から
水分を一滴もとっていない。お茶やジュースを売っているボックス…を、
やっと見つけたのに、硬貨も千円札も二人して持ち合わせてないのだ。
「あっ、アザミの花が」「あれ!これ何の花かな」なんて話ながら歩く…。
千手院橋からは少しばかりの登り道、「ああきついなあ、よう歩いた」と
こもごも慰め合いながら本覚院へ到着!6時近い。お坊さんが「歩いた
のですか?」とびっくり。兎にも角にも部屋に行きお茶をグイッ。うまい!
この部屋の名前<甘露>がぴったりだ。
風呂から上がると、大好きな精進料理。お酒とビールでさあカンパーイ!
きょうは、和の72歳の誕生日。おめでとう!