アトリエ 和 |
これから毎月更新していきます。
あさひ療院の待合室に、 この絵が飾ってあります。 当主が好んで買って下 さったったのは5年前で、 毎週 一度はお目にかか っている絵です |
腱鞘炎の手術をして、 絵が思うように描けな い時期これならできる と気がついて、貼り絵 をやってみました。 新聞に折り込みの広 告や包み紙など、楽し みながら創作したもの です。 |
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南仏アルルは、心暖ま るおしゃれな、アンテイー クな街でした。前々から 行って見たいところだっ たので、おとぎの国に入 ったような気分で、ふわ ふわと歩きました。 |
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門を入ると、いきなり 真 っ白なおしろい花 のお出 迎えです。初 夏から秋に かけての 我が家の風物 詩で す。夕方になると開 き、朝しぼみます。 夜描くことになります。 |
黄色のたんぽぽを描いて いると、かたわらで綿毛が 今にもとそうに、ふわふわっ とゆれています。 わたしも 描いて!と言いたげな気が しました。 |
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アトリエを建てる前、庭に あった大きな額あじさいが、 <memory>として、よみが えってきます。 |
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風呂場の窓から、となりの 空き地にふと見つけた、こ の白い花。見たこともないと 思いながら描きました。の ちに、旅先でニゲラとこの 名を知りました。ハーブの 一種です。 |
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上野の東京都美術館で 開かれた主体展に入選した 100号4点の中の1点です。 忘れられないポンペイの ひとこまです。 |
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ありがとう!さようなら!「エセー」 |
24年間画廊喫茶として、文字どうり「HOT」な、みんなに親しまれていた「エセー」が、5月末で閉じてしまうことになりました。和は、23年間そこで、年に1,2度個展を開いていたので、残念!でもあり、途方にもくれている有様です。これからの絵描き人生に、一抹の”きびしさ”をなげかけられた思いです。あまりにも、ぬくぬくと、そして自由にのびのびと個展をやらせてもらっていましたので、さみしさもひとしおです。暖かく見守って下さった仲間、フアンの皆様、そして、「エセー」さまに心からありがとう!と申し上げます。 和
< no.4 >
窓際に、いくつかのセントポーリア を育てています。年中、どれかが 咲いています。日の光のあたり具 合が、花に合っているようです。 |
あまり健康でない折に描いた すみれは、やはり弱々しかっ たかなと、いま思います。黄色 は幸を呼ぶと聞いたので、この 色にしたのを思い出しています。 |
みちのくの旅に出た折の、奥入瀬 渓流です。阿修羅の流れで、岩の 上に何かピンクの花が咲いていま した。しばし、心をうばわれて見と れてしまいました。 |
コスモスは、秋になると何点も 描きました。やさしいもの、強い もの、大きいの、小さいの、いつ も心新たに、ちがった感じで仕 上げました。これは割に大きい 作品です。 |
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< no.5 >
8月から、100号の油絵を展示しています。
アトリエにある25点を、 毎月更新していきます。
家の近くの小高い道端に、初め て見る大きなひまわりが立ってい ました。100号に描いて東京都 美術館の新芸術展に出品しまし た。すると、国際芸術新聞社賞を もらい、感激したものです。 |
ひまわりシリーズ最後の作品 です。すっかり枯れた花は軒先 につるされていました。下には もう初秋のコスモスが咲いてい るんです。 |
ひまわりシリーズの2作目は 「行く夏」です。古い農家の庭先 に立つひまわりは、なぜか私の 祖母の想い出につながっていま す。 |
ひまわりシリーズ3作目は、 なつの終りに台風でたおれて しまったひまわりを描きました。 県展に続けて入選したのを思 い出しています。 |
アイロンの詩(T)と題して、 東京都美術館の主体展に 出品したものです。 これは、和を描きました。 |
アイロンの詩(U) 「日常の家事の合間にほっと 一息ついているところですね」 NHK・TVが放映してくれまし た。 長女をイメージしました。 |
アイロンの詩(V) いま、広島にいる次女をイメージ しました。背が高く腕も長いので、 苦心したことを思い出します。 |
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< NO.7 >
199号線ぞいの海岸に さびて朽ち果てたブイが 置かれていました。 そこを通るたびに眼に とまり、これはどうしても 描いてみようと、強く思い ました。 |
長い間波風にもまれて 人様のお役に足っていた お疲れさまのブイです。 いたわりたいという気 にもなり、心をこめて 構図を考えました。 |
ぐいぐいと絵具をぶつけ て、うんと力強いタッチで 描いたものですから、 九州女流展に男性の絵 があるんじゃないか? なんて言われ、今までの 和のイメージが・・・。 |
< NO.8 >
南仏、地中海に面したニース、モナコの あたり。コートダジュールです。 カーニバルの雰囲気は、キラキラした 海と、とてもマッチしていました。 |
カナダ西方にあるビクトリア島の ブッチャートガーデンには、世界中 の花々が咲き乱れていました。 歓声をあげながら歩き回りました。 |
ブッチャートガーデンは、セメント王 が、自分の土地にこしらえた花の 公園だということです。一日中歩い てもまだたりない広さでした。 |
カナダ・バンフにあるレイク・ルイ ーズです。大氷河が流れてできて いる湖は、ひんやりと澄み切って いました。 |
< NO.9 >
小さな庭をへだてて、真っ白なアトリエが あります。 そこは、和にとって大切なお城です。 |
アトリエには、いろいろなものがあります。 でも、その中でいちばん目にとまるものは、 夢です。そして愛です。 |
アトリエに来てくださって、楽しんで頂け ましたでしょうか。 ほっと一息ついてもらえたでしょうか・・・。 |
< 10 >
出品期限が迫ってくるというのに 身心ともバランスをくずしていました。 とにかく、前向きに歩いて行こう!! といった絵です。 |
老化がとぐろをまいて押し寄せて くるので、ウワー、負けてたまるか と必死に逃げている図です。 |
すっかり落ち着いて、現状をふまえて 生きて行かねば仕方ないな、と達観? しているところです。 |