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さて、いきなりですがO津は大学生5年生です。留年というヤツです。
純粋に専修の単位が10程足りなかった結果なんですが。
落としたのは専修2個と一般教養1個だけで、ソレ以外は全部とれていたんです。
そう、ゼミの単位も。

ゼミの単位というのは卒論を書かないと絶対に取れません。
そしてウチのゼミの卒論の最低基準は、レポート用紙100枚以上。まぁ普通ですね。
しかし、ウチのゼミの面白いトコロは「テーマが自由」だということです。
一応経済学部のゼミなんですが、経済に関係なくても一向に構いません。
ただし、「書くからには中途半端に書くな、本気でその事柄について徹底的に研究しろ」
ってな感じがモットーの先生なのです。

実際ゼミの活動としてはかなりヘヴィです。
ゼミに入って一発目にやったことが「韓国に行って従軍慰安婦について調べる」です。
・・・いきなり海外調査ですか(笑)!?しかもテーマが激重なんですけど。
そしてレポートを提出したとしても怒濤のように添削が入り、
「ハイ、ここはあの本の丸写しね。却下。」ってな感じでやりなおしー。
センセの知識がハンパではないんで本の引用なんてすぐばれるんですね・・・。
レポートを書くと必ずセンセから質問やつっこみが大量に来て、
このときに丸写しだとすぐにボロがでます。はい、やりなおしー(泣)。
そんなセンセが卒論なんてものを要求するわけです。これは生半可な調査では速攻で却下をくらいます。
自分がもっとも得意とする&最も興味のある分野で勝負をしなくては話になりません。

悩みました。なにせ典型的なダメ学生なもんで、勉強にはこれっぽっちも興味がありません。
そんな俺がどんなテーマで100枚ものレポート用紙を埋めろと!?

・・・

ある!あるじゃないか!俺が最も得意とする分野が!

そう。

というわけで。

天サムで卒論を書きました(笑。

いや、テーマ自由だからこれでもいけるかなーと笑いながらセンセに話したら
軽く「別にいいよ?でもそんなテーマじゃ100枚も書けないだろ?」とのお言葉。

センセ。仮に300枚あっても全然足りません。

素晴らしい事に、その卒論ちゃんと通りました。
しかも100点で。
だって他の人が規定ページ数の100枚に足りなくて、提出の際にセンセに直談判している中、
一人だけ230Pオーバーのレポートを提出しましたから。

証拠その1(今年度の卒業生卒論集目次より)
(ちょっとデカいんで直リンとかはカンベンしてプリーズ)

はい、右の方に一人だけアフォがいますね。

まわりが死ぬほど真面目で、聞いただけで眠気がくるような中に異常に浮いたタイトルが。
一応お情け程度にゼミ教授の名前は伏せましょう(笑。
あ、一応書いておきますが俺はいたってマジメにこのテーマについて論じましたよ??
このHPに書いてある事をベースに加筆修正を加えて、
ゲームセンター市場における格闘ゲームの立場のような事まで真剣に論じた記憶が。
実際、論文の密度という点では他のゼミ生の誰にも負けない自信がありました。

証拠その2(今年度の卒業生卒論集より)
(上に同じく直リンとかイヤン)

・・・いや、浮いてますね。マジで(笑。

しかもかな~~~り大それた事を書いています。これには少しワケがありまして。
この原稿を初めて提出したときはもっと当たり障り無い文章だったんですが、それを見たセンセが
「キミは自分が書いた論文にそんなに自信がないのかね?」とリテイク。
つーか、ゼミ生全員リテイク(笑。んじゃいっちょ自信満々に書いてみますかーって事に。
ちなみにゼミ生14人の中で一番はじめにOKを貰いました。

それが呆れてモノも言えなかったのか、ホントに中身を読んでOKしたのかは永遠の謎です(笑。

しかし、証拠その1を見る限り我がゼミ生の卒論のなんとユニークな事か。
だって、「日常の中の現実」を書いたY君なんて、
漫画ですもん。
・・・これはこれで凄い。100P分の創作漫画を提出してきました。
これでも真剣に読んで色々とつっこみを入れてくるセンセもさすがとしか言いようがない(笑。

とまぁ、普通なら苦痛としか思えない卒論制作ですが、俺は素晴らしく楽しく書かせて貰いました。
大学生活の中でもかなりメモリアルな事柄の一つになった事は確かです。

最後に。

この要項を読んでセンセのゼミに入った人はご愁傷様としか言いようがないですね(笑。

だって前述した通り、マジでキツイゼミですもん。俺はやりがいがあって大好きでしたけどねっ。

 

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