秘宝07：ムービック・ナコルル下敷き
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今回は息抜きもかねて、ちょっと1発ネタっぽいアイテムを。 1993年に各種アニメショップなどで発売されたナコルルの下敷きです。 時期的にサムスピがまさかの大ヒット(当時、サムライは何の期待もされてなかった傾向が強い)、 その勢いのまま真サムが発表される1993〜1994年のあたりに発売されたグッツです。 自分の記憶頼りで何のソースも無いのですが、 おそらくサムスピで出されたキャラグッツとしてはかなり初期、というかトップバッターなんじゃないかと思う一品。 イラストの絵師はかの有名なうたたねひろゆき氏。 この人はこの後もSNK＆カプコン関連で色々なイラストを書いています。 しかし・・・1993年前後ですか。 確かリスティス＆セラフィックフェザーの刊行ペースが遅すぎるぅうう！とリアルで嘆いていた記憶がありますが(笑)。 イラストは初代EDの生足ナコルル+紫ナコルルというある意味完璧な布陣。 そりゃもうリアル中学生だった自分なんか無意味にドキドキしたものです。それが中学生。 そもそも初代の生足EDを見るため、何人の人間が修羅道に落ちていった事やら。 少なくても中学時代のオタ友人で3人はいました。 裏面にはオーソドックスに公式イラスト+プロフィール。 初代準拠のプロフィールのため、家族構成でリムルルの存在が当然のごとくありません。 当時のSNK好きにとっては、ヤツは真の時に突然出現した物体Xのような存在だったのです。 よく考えると、あの頃からSNKの設定なんてコロコロ変動していたのですよ。 真のリムは姉さんとか言って精神的に一気に成長してるし、と思ったらポリでまた元に戻ってるし、 斬＆天はまだしも零シリーズなんて完全に幼児モード、 ナコりものに至ってはプレーした人間全員がコイツ偽者じゃね？と思ったはず。 とにかくこの頃から「おとなのじじょう」という事を学び始めた中学時代でした。べべん。 今まで一般に発売されたサムスピのキャラクターグッツは、全体的にかなり少ない記憶があります。 ゲーメストと連動してテレカとか色々売ってはいましたが、市販されたモノはごくわずか。 この下敷きとテレカ＆トレカみたいなものぐらいしか無かったんじゃないでしょうか。 まぁ、自分の地域の店で売っていなかった可能性も高いですが。茨城県ですし(笑)。 ・・・実はこの下敷き、個人的に思い入れのある1品なのです。 この下敷き、中学で実際に使っていたのですが・・・当然ながら凄まじく恥ずかしかった。 それでも何で使っていたんだよと言うツッコミは野暮です。それが中学生というものです(断言)。 クラス中からかな〜〜〜〜り奇異の目で見られたスイートメモリーがまざまざと蘇ってまいりました。 しかし、使ってから一週間後に異変が起こります。 とある日の休み時間を境に、突然この下敷きが消失したのです。 犯人はいったい誰か・・・当時よくいる仲の悪かった冷やかし中坊集団か、それともクラスにいた隠れナコルルオタか。 真相はいまだに闇の中です。 その後、自分はマッハでこの下敷きを買いなおしに行ったのです。しかもしっかり二枚。 そのうち一枚がこうして手元に残っていた、という事です。 ・・・えー、グダグダと中学時代の思い出を書いていますが、何が言いたかったというと。 それほどナコルルというキャラの出現は当時衝撃的だった＆偉大だったという事です。 色々な意味で初代サムライスピリッツで奇跡の産物だったと言えるでしょう。 ・・・確か自分が人生初めて買った同人誌もサムライだったような・・・。 そして今でも鮮明に覚えてますが、人生初めて購入したエロ同人誌もナコルル本でした。 その本は何故か今でも手元に残っています。何度捨てようかと思ったが捨てられない。 自分の人生の汚点・・・というかメモリアルアイテムってやつですか？ しかしまぁ中学生ってのはすげぇ生き物だなオイ。としみじみ思います。 ある意味、あの衝動というかパッションはもはや病気なんじゃないかしら。 そもそもあの同人誌を購入した学校から歩いて3分の本屋は・・・ っていくらでも中学時代のダベりが続きそうなので打ち切り。 皆さんもこんな経験あります・・・よね？よね？ |