第2話:炸裂!弧月斬



前回惨殺した邪神兵に聞いたのか知りませんが、場所は邪神城&城下町が一望できる場所。
聖剣士ズはここで3手に分かれることに。







幕府絡みの十兵衛、半蔵、狂死郎、右京。

好き勝手に行動するタムタム、王虎、シャルロット。

おそらく何も考えてない覇王丸、ナコルル、ガルフォード。



右京がいつの間にか幕府関係者になっていたかは永遠の謎ですが。



とにかく覇王丸たちは邪神城の城下町に潜入・・・というか散歩。
ついてくるガルフォードに「なぜ俺たちについてくる」と質問すると、







と、相変わらずイッちゃった目で返答。
時間軸的には真サムよりも前・・・っつーか完全パラレルなのですが、やっぱりナコ×ガルは黄金パターンか。
そんなガルフォードに覇王丸は



覇「だいたいおまえら異国人がどうして日本にゴチャゴチャ集まったんだよ!」



とツッコミを入れますが、






相変わらずの受信っぷりで堂々と返答。
そもそも



ガル「いまや日本一 いや世界一の忍者と思っている!!」




初代の設定の服部半蔵リスペクトも軽く無視。
いや、この人は「忍者」じゃなくて「ニンジャ」でしょ。間違いなく。ニンジャならば世界一を狙えなくも無いかも?



個人的見解。

ニンジャ=ADK忍者とかアメリカ忍者とかゲルマン忍者とかそっち方面。特にオールドゲーなんかで大活躍。

世界の代表的なニンジャさん達は一番下で紹介。



ちなみにこのガルフォードさん、この作品では準主人公と言っても良いぐらいの暴走・・・もとい暴れっぷり。
主人公の覇王丸といつもつるんでいるのが最大の原因なんでしょうが、
間違いなく聖剣士軍団の中で覇王丸に次いで目立ちまくっています。タムタムの100倍ぐらい活躍するし。



さて、潜入した割には目立ちまくってる一行に謎の連中が立ちはだかります。






うん、怪しい。



さすがは邪神城の城下町。
ハゲ頭に首のアレと鎧になんかベルセルクあたりに出てきそうな馬+相変わらず聖域の雑兵みたいな連中。
そんな連中に対して



ガル「覇王丸ここはひとつ敵のようすを見たほうがいい」



とのたまうニンジャ。
覇王丸も同意してあっさりとっ捕まる3人。



連れて行かれた場所は城下町の一角。
そこでは邪神兵が住人に対してキリスト像の踏み絵をしています。
なぜキリスト信仰の天草が踏み絵を?



邪神兵「いまや天草四郎様はキリストを捨て邪神教をのぞんでいる!」



それでも踏めないという住人にさっきの怪しい男が。






ザビエルっすか。


もしかして本人ですか?石川ワールドならば十二分にありえる話ですが。
島原の乱が1637年で、あのフランシスコ・ザビエルが日本に来たのが1549年。

残念。無理。

あ、でも天草がなんかの力で復活させたとかならばアリアリですね。
つーかその路線が石川節。
まさかそれっぽいヤツだから頭に浮かんだザビエルの名前を適当につけたとかでは無いはずだ。



そんなザビエル様、



「どうしてもふめぬというならわしがふみつぶしてくれよう〜」



グギャバキグシャドカドカと住民を馬で踏みつけます。
それを見た覇王丸、踏み絵で手ごろな邪神兵を殴りつけたあと、



覇「おれたちゃ神様も仏様も関係ねぇが!」





いつのまにか手にした武器でそこらへんの邪神兵を滅多切り。
踏み絵の時は没収されたのか、武器をもっていなかったのですが。



邪神兵もやられているだけではありません。
その中の一人が進み出て、






天草妖法爆烈死球丸!!(ぶくぶく)




出ました原作モノの華、オリジナル必殺技。
石川ワールドでは全く持って違和感ナッシングですが。それを喰らったかわいそうな住人。








あべし!!



ガル「覇王丸やばいぜ!アワ爆弾だ このアワにふれると膨張してバクハツする!」



飛び道具版北斗神拳とも言えるこの技に対して、





邪神兵「竜巻でアワが上昇してゆく!」






いたって正統派に対処。



旋風烈斬でアワを飛ばして弧月斬でトドメ。
まさに飛ばせて落とす。これ定石!!



そんな覇王丸の気を邪神城で感じた天草四郎。



天「城下の方向にすごい気を感じた。」







前回よりもなんか凄い顔で言って二話は終了。



天「アニスレイザ!聖剣士をよこしたな」



さて、出ましたアニスレイザ。
ゲーム版とかには一切登場しない聖剣士サムライの完全オリジナル設定です。
上のコマの解説では

※アニスレイザ=聖なる意識体のこと。ここでは暗黒神アンブロジァと対立している。

とあります。
この作品でのアンブロジァとアニスレイザの扱いは四郎ちゃんが四話で解説してくれるので、そっちで。
原作のアニメ版でのアニスレイザは「大地の聖なる心の集合体」みたいな扱いでした。
ここで原作版のアニスレイザ&アンブロジァのちょうど良い資料があったので抜粋。

暗黒神は人類の歴史が始まる遥か以前から宇宙に存在した。
すべての命あるものを恐怖にふるわせ、苦痛の呻きと絶望の叫びがあがるたびに、暗黒神gはそこにいた。
それに対して、大地に、風に、水に、樹木に宿る精霊たちの力が集合して、暗黒神に立ち向かったのが
アニスレイザという精神体だった。
アニスレイザは自ら暗黒神アンブロジァと融合することにより、その力を封じ込めたのだ。
だが、この世に人間という生命体が生まれ、次第に知能を発達させて、その数が地に充ち始めると
暗黒神の力はアニスレイザに勝るようになった。
人間という生きものは、それまでのどんな生命体よりも遥かに暗黒神の力に染まりやすい性質をもっていたからだ。
恐怖と絶望にさらされると、そのうち秘められた暴力、残虐、欲望、裏切りなどの魔性をいとも簡単に解き放つのだ。
この世に魔性がひろがればひろがるほど暗黒神に力は強くなり、
アニスレイザとの力の均衡が崩れて、アンブロジァは融合を解いて甦る。
そして、恐るべきことに、この人間達に憑依することを始めたのだ。
人間の精神ほどい暗黒神にとって棲みやすいねぐらは無いと言ってよかったからだ。
人間を倒すのは、人間でしかなしえない。アニスレイザは自らの精神を七人の人間にあたえて、
アンブロジァに憑依された人間を倒し、暗黒神を再び封印する運命を託した。
それが、聖剣士と呼ばれる七人の人間だった。
七人の聖剣士は、いくたびか転生を重ね、有史以前から世界の各地に出現した暗黒神と戦ってきた。
それは、これからのちも永遠に続く宿命なのだ・・・




うーん、何とも頭痛がしてきそうな設定です。
流石は10年前。光と闇の戦い、前世系ですよ。



つーかサムスピと関連性皆無じゃん!?



なんでこんな電波設定をサムスピに持ち込みますか。
自分を含めたアニメを見た人は間違いなくそう思ったに違いない。
しかも、アニメの方では覇王丸たちが持っている武器が聖剣という伝説の武器っつー噴飯モノの設定もあります。
赤ん坊だった覇王丸は聖剣・河豚毒と一緒に流星と一緒にどっかから降ってきたなんてどう認めろと言うんじゃー!!


ちなみに石川版の聖剣士の設定は割とアニメと違う部分が多いです。
だからどーしたと言われたらそれまでですが。








第3話:「壮絶!対ザビエル戦」に続く










































おまけ。世界で活躍するニンジャさん達。

 



・・・すいません。ガルフォード、まだまともな方です。