ー三浦半島の草花ー
ジャノヒゲ(蛇の髭)/リュウノヒゲ
(dwarf)lily-turf : snakes beard
学名: Ophiopogon japonicus(L.f.)Ker-gawler
ユリ科の多年草 、草丈10cm程度。
濃緑で常緑の葉と実が美しいために、軒下や花壇のへりなどによく栽培される。
葉は線形で長さ10-20cm。多数叢生し、先端は下向きに垂れ下がる。和名は線形の葉が叢生するようすを
竜のひげに見立てたもので、別名リュウノヒゲともいう。花茎は高さ10cm程度で、葉より短く、
5−10個ほどの花を総状につける。花は花茎とともに淡紫色で、下向きに咲く。花期は7−8月。
花が終わると胚珠がふくらんで子房を破り、るり色の種子になる。
種子は径7mm程度の球形で、外見上は果実にみえる。地下には長い走出枝を伸ばし、繁殖力は旺盛である。
根は紡錘状にふくれる特徴がある。日本全土に自生し、さらに朝鮮、中国大陸、インドシナ北部、インド北部
に広く分布する。丸い種子は子供が遊びに使う。
根の球状のこぶを乾かした物は麦門冬(ばくもんとう)と呼ばれて薬用とされ滋養強壮等の効があるとされる。
野生のものには葉の長い系統が多いが、チャボリュウノヒゲのように小型になって、
葉が密生するものや、斑入りになった品種が鑑賞用に栽植される。
(出典:世界大百科事典 平凡社))
多分この品種は チャボリュウノヒゲ 2011/01/08 13:02 横浜市金沢区富岡西6民家の庭、 主木の根締め NIKON D-70 |
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2013/07/08 10:46 NEC N902iS |
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