三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure
ミヤコワスレ/ミヤマヨメナ

(lMiyamayomena savatieri (Makino) Kitam)
  :本州、四国、九州の山地の林内に生えるキク科の多年草。茎は高さ20cm〜50cm。根出葉
が多く、普通叢生する。
下部の葉は長柄に翼があり、長楕円形で、上部の葉は無柄、いずれの葉も少数の粗い鋸歯が
あり、両面に微毛がある。花期は5月から6月であることから、<六月菊>とも呼ばれる。花は
淡い青紫色の舌状花と黄色の筒状花とからなる頭花で、枝の先に1個つく。径3.5ー4cmの大
きさである。痩果は倒卵状長楕円形で、長さ3ー4mm、すこし扁平で無毛、冠毛を欠く。
ミヤマヨメナのうち、濃紫色、濃紅色、紺色、桃色、白色など色鮮やかな美しい大輪の花を
つける株をミヤコワスレといい、アズマギク、ノシュンギクなどの別名もある。これらは古くから
の園芸品で観賞用として花壇に植えられ、切花にされている。
(以上 世界大百科事典 (平凡社)より)
 


 日陰に咲いている株の花の花弁の色が、はじめ紫色だったのに、やがて数年で全て白色になってしまいます。


上/右
日時:2005/05/01 16:37
場所:横須賀市長沢6-41-3
OLYMPUSC2500


日時:2010/05/16 16:39
場所:横須賀市大津町5-20-3
NEC N902iS

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