シモツケ(下野)
Japanese spirea: Spiraea japonica L.f.
バラ科落葉小低木
初夏を彩る霞のような花で、山地の日当たりのよい、ところに生える。
高さ1m内外になり、枝は褐色、葉は互生して狭卵形ないし卵形、縁に鋸歯がある。
花の時期は、生育地によって多少ことなるが、6〜8月散房状にむらがって小さな5花弁
をつけ、普通は淡い紅色、雄しべは多数。花後、小さな5個の袋果実をつける。
シモツケは、生育地の下野国からつけられた名であるが、本州から九州までひろく見られ
また中国大陸にも分布し、変異が多い。花が美しいので、よく庭に植えられている。
(出展:世界大百科事典 平凡社、はじめての園芸百科 主婦の友社)
2013/06/10 17:48 横浜市金沢区並木公園入り口付近 NEC N902iS |
2013/06/14 16:52 横浜市金沢区富岡西6丁目 民家の庭 NEC N902iS |
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