三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure

クサフヨウ(草芙蓉) 
/アメリカフヨウ(アメリカ芙蓉)
宿根ヒビスカス
Hibiscus moscheutos L
アオイ科ヒビスカス属
地植えで60-70cm、高性のサウザンベルは1.5mになる。園芸的に扱われている草花の中で、もっとも大きな花を咲かせる
ので有名である。北米原産の宿根草であるが、春に種子をまいて8月に開花する1年草扱いができる品種もある。
地上部は秋に枯れるが、塊根状の太い根と土中の茎が残り、毎年4-5月ごろ発芽する。休眠中の塊根はきわめて耐寒性が
強く、土を厚めにかけておけば、寒地でも十分に越冬する。
開花期は7-8月、本年実生のものは8-9月になる。花は1日の寿命で朝開き夕べに閉じるが、毎日新しい花が開き、40-50日は
鑑賞できる。
改良された品種は丸弁で花弁は5枚、1花が丸い盆のように見え、ボリュウムがある。花径は矮性の”サウザンベル・ビッグ”で23-25cm
、高性の”サウザンベル”で24-27cmもある。花色は赤・白・桃・ローズ・桃覆輪など。いずれも花の中心部の濃い目との対照が
美しい。
(出展:園芸大百科事典 講談社編)

 


撮影日
2006/07/28 13:29
OLYMPUS C2500L
三浦市初音町 
妙音寺

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