三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure

ハマボウ(浜朴)
Hibiscus hamabo Sieb.et Zuce
学名Hibiscus hamabo
アオイ科 低木、高さ3-5m、開花期:7-8月 
日本の本州南部、四国、九州、琉球原産で、ときに、鑑賞用に庭園に植えられるほか、防潮林とされる。
若枝、若葉に絹毛を有する。葉は円形から心臓形で、フヨウよりも小さく、先端はとがる。花は直径7-10cm、
黄色で7-8月に咲く。通常、葉腋に単生するが、ときに枝の先に群がって咲くことがある。小苞片は8-10枚、萼は
途中で折れて5片に開く。果実は楕円形で先端はとがる。種子は腎臓形で無毛。強い硬実性の種子に傷をつけて、
春にまく。開花には2-3年を要する。山間部や関東以北では戸外では越冬できない。
出展:世界大百科事典(平凡社)
花の底は赤く、花は朝に開き、夕方にはしおれてオレンジ色になる。
三浦半島横須賀市は、ハマボウが自生する北限だとされる。


 


2012/08/01 14:42
横須賀市自然人文博物館の入り口の庭先

前ページ(8月の花(その1))へ
 トップページに戻る