オリヅルラン(折鶴蘭)
Chlorophytum comosum(Thunb.)Jacq.
ユリ科 オリヅルラン属 半耐寒性宿根草
草丈:20-40cm、開花期:春〜夏
班の入り方、葉幅の異なる種類がいくつかあり、ランナーを伸ばして子株をつける。
南アフリカ原産のユリ科の多年草。和名は、葉の間から出る匍匐枝の先につく子株の葉の姿が、
折鶴に似るところから名づけられた。オリヅルランはランという名がついても、ラン科の植物ではない。
つり鉢として鑑賞上、人気がある。葉は細長く濃緑で、短い茎の株もとから四方へ20-40枚が広がる。
小さい白い花が長い花茎の先につき、春から夏にかけて咲くが目立たない。葉間から匍匐枝を出し、
その先端部に新苗をつけ、気根を伸ばし、盛んにに栄養繁殖する。根は肉質で太くちぎれやすい。
オリヅルラン属Chlorophytumは200種以上が熱帯域に広く分布し、特にアフリカで分化している群である。
そのうち栽植されるものに、葉が30-40cmと長くのび幅の広いもので、匍匐枝が出ないヒロハオリヅルラン
C.capense(L.)Vossがある。
(出展:平凡社 「世界大百科事典」)
参考書:決定版 はじめての園芸百花(主婦の友社)
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オリヅルラン 2012/06/17 10:49 横浜市金沢区の住宅街の路傍 NEC N902iS |