フキ(蕗)/フキノトウ(蕗の薹)
Japanese butterbur
学名Patasites japonicus Miq.
キク科の多年草。
野生種は北はサハリン、北海道から南は四国、九州まで広く自生し、朝鮮半島、中国にも分布している。
茎は甚だ短く地上に出ない。葉は葉柄の長さ30-70cmに達し、円腎臓形の葉をつける。
早春、葉に先立って、根茎から大鱗状苞を有する花茎、即ち俗に言う「蕗の薹」を生じ、多くの細かい花を開く。
葉柄と花茎とは、食用として珍重する。寒地にはアキタブキなど巨大な類を産する。
(参考:広辞苑 岩波書店、世界大百科事典 平凡社)
2012/03/21 13:16 横浜市金沢区富岡西 住宅街民家の裏庭で NEC N902iS |
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