三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure

ハルシャギク(波斯菊
*蛇の目草/蛇の目菊/孔雀草

Coreopsis tinctoria Nutt. (C.elegans Hort;Calliopsis marmorata Hort;Calliopsis bicolor Reichb.)
**Golden Tickseed,Garden Tickseed
キク科 一年草、草丈30-80cm
花色は黄色、赤
開花期は4〜10月、
黄色の中の赤褐色がよく目立つ。
(出展:主婦の友社「はじめての園芸百科))
合衆国(ミネソタ〜ルイジアナ、カルフォルニア)原産の1年草で、高さ1m前後、コスモスのように分岐して6〜7月に咲く。
花はコスモスに似ており、普通は舌状花が8枚、黄鮮色で基部に濃赤褐色のもの、黄地に濃赤褐色のそばかす模様のもの、などがあり、
特に花壇用には、わい性小輪種や八重咲きのものがある。葉は2回羽状複葉で、小葉は披針形、一種の香気があり、毛がなく、根生葉は
葉柄が長く、冬はロゼット状に広がっている。寒さには丈夫で、こぼれだねでもよくふえ、雑草化するほどである。
ハルシャギクは<春車菊>と書いたものが多いが、牧野富太郎は<ペルシアギク>の意であると解釈している。我が国には明治初年に渡来
したともいい、一説には天保14年(1843)に来たともいわれる。いずれにしても、民間によく広がっている草花で、切花には重要視
されていないが、花壇の花としてはわい性種を用いれば花期も長く美しいので価値がある。
(出展:原色図譜「園芸植物」露地編 城山英一(平凡社))


2010/07/13 17:00-
川崎市多摩区登戸新町
多摩川の川縁
雑草化している
NEC N902iS



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