クスノキ(楠木)
camphor tree
学名Cinnamomum camphora (L.)Presl
クスノキ科の常緑高木。暖地に生じ、高さ40mにも達する。
直径80-150cm、開花期/7-9月であるが、ときには樹高40m以上、
直径5-8mに達する巨大なものがある。
関東地方以南、四国、九州から台湾、中国南部、インドシナに分布し、丈夫で
育ちやすいので各地に植えられる。
晩秋、直径7-8mm程度の黒くて丸い実が熟します。
材は堅く香気がある。種々の器具を作り、また樟脳(防虫剤の原料)
をとる。
大材が得られ保存性が高いことから社寺建築の柱や土台に用いられた。
そのほか家具、彫刻欄間、建築壁板、仏像などの彫刻、木魚、細工物、器具、
古くは丸木舟の製作など広い用途がある。
(参考: 世界大百科事典 平凡社、 岩波書店 国語辞典)
上と右の写真 横須賀市稲岡町横須賀学院前の街路樹 撮影日2011/05/16 10:06 NEC N902is 同上の同じ樹木 2011/08/16 10:55 NikonD70 |
前ページ(八月の花(その2))へ
トップページに戻る