ベニゴウカン(紅合歓)
Calliandra eriophylla Benth
マメ科。メキシコ原産の常緑低木。ヒゴウカン(緋合歓)ともいう。深紅色で線状
の長いおしべが多数、かたまってついた頭花には繊細な、独特な美しさがあり、
温室用花物や鉢物として鑑賞される。また熱帯では庭木として植えられている。
高さ2mくらいになり、葉は2回羽状複葉で羽片は4〜5対あり、多数の小葉が
それにつく。花冠は小さく赤色、漏斗状で先が深く5裂しており、おしべは20本くらい
で、花の外に長く伸び出す。先に小さな葯がつく。花は多数集まって、頭上花をなし、
はけのように見える。日本では花期5月から10月くらいまでである。
(出展:平凡社 大百科事典)
下の写真のように、横浜でも11月に地生えで花をつけている。地球温暖化の影響であろうか。
ベニゴウカン 横浜市金沢区住宅街の民家の庭 2006/11/21 16:14 NEC N902iS |
前ページ(十一月の花)へ
トップページに戻る