セイヨウオダマキ(西洋苧環)
Aquilegia vulgaris L. **Europian Columbine
キンポウゲ科 オダマキ属 宿根草
欧州、シベリアに原産する宿根草であるが、改良が加えられた園芸種は白、黄、紫、紅、ピンクなどの
花色をもつ花壇、切花用の花となっている。高さは50-60cmになり、根生葉は2回3出、または1回3出の
複葉で、ロウ質物におおわれ淡青緑色に見える。小葉は丸く、切れ込みは浅い。
5月には長い花茎にあらく枝を分けてその先端に花が咲く。径約5cm、つぼみは下向きに曲がり開花しても
斜め下方を向いている。萼片は5枚で半開きであるが花弁と同様に着色している。
花弁は5枚、萼と交互に垂直につき、前部は花びららしく内曲しているが後方は急に筒状の距となってしだいに
細くなりつつかぎ状に曲がり、先端は玉のようになる。萼、花弁ともに基本種は青紫色。
雄しべは多数であるが、長短があり、子房を取り囲んでいる。雌しべは5個で子房は細長い。
(出展 原色図譜 園芸植物 路地編 浅山英一、 画:太田洋愛 二口善雄 平凡社)
横浜市金沢区能見台5丁目33 能見台北公園への緑道北側脇 2009/05/04 16:46 NIKON D70 |
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2007/05/08 14:19 N902iS 横浜市金沢区富岡西6丁目 民家の庭 |
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