ウグイスカグラ(鶯かぐら)

Lonicera gracilipes Miq.
山野に多いスイカズラ科の落葉性低木。鑑賞用に庭木としても植えられる。
別名ウグイスノキともよばれ、ウグイスが鳴き始めるころに花が咲くため、
名付けられたとする説がある。高さ1.5-3mで、よく分枝する。
葉は対生し、楕円形から広卵形で、その形、大きさ、毛の多少などに変異が多く、
変種として区別されることがある。
徒長枝の葉は大きく、葉柄が耳状に広がって対生する葉のそれと合着し、
つば状となって茎を抱くことがある。花は3〜5月に若葉とともに出て、
細い柄の先に1個、まれに2個がぶら下がって咲く。
花冠は筒状漏斗形、淡紅色、長さ11-15mm、基部に蜜腺があり少しふくれている。
子房は下位、2室で各室に数個の胚珠がある。
果実は液果で6月に美しく赤熟し、広楕円体、長さ約1cm、
甘みがあって子供が食べる。北海道南部、本州、四国、九州に分布する日本固有種。
(出展: 世界大百科事典 平凡社)


2009/03/31 16:21
横浜市金沢区能見台森 NEC N903iS

2012/04/12 10:25
横浜市金沢区能見台森 N903iS
このスナップ撮影の間中、円海山のふもとのここでは、
ずっと鶯の歌声が聴かれました。
やはり、日本古来の春の風物である、青葉の中の「ウグイスカグラ」
と鶯の初鳴は、よくマッチしています。



NEC N903iS
2012/04/09 10:33
横浜市金沢区能見台森 NEC N903iS
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