ハコベ(繁縷)
(common) chickweed
はこべら:ハコベの古名。<宇鏡集>
ナデシコ科の越年草。山野・路傍に自生。
高さ15-50cm、下部は地に臥す。葉は広卵形で柔かい。
春、白色の小五弁花を開く(5mmφ)。鳥餌または食用に供し、利尿剤ともする。春の七草の一。
ハコベラ。アサシラゲ
出展:広辞苑(岩波書店)
茎は基部で分枝して地面をはい、長さ30cm前後で柔らかい毛がある。五弁花であるが、深く2裂
するため10枚の花弁をもつように見える。花柱は3本、おしべは10本である。
ナデシコ科ハコベラ属Stellariaは世界に100種ほど知られているが、日本には十数種が低地から
高山までさまざまな所に生育している。(出展:世界大百科事典 平凡社)
開花は朝の日の当たる時に限るようです。
敗戦直後の食料難の時代には、このハコベを摘んできて食卓に載せていたのを思い出します。
2009.03.26 10.44 横浜市金沢区能見台三丁目4 京急ストア 交差点脇の交番裏 |
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