三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure

フェイジョア

feijoa : pineapple guava: Feijoa sellowiaana Berg 
フトモモ科 常緑低木 4-6m
開花は6−7月
赤い雄シベが飛び出すエキゾチックな花と、パイナップルの香りの美味な実が魅力。
葉は卵形で対生し、花は直径約4cmで、花弁の外面は白、内側はばら色、多数の総状
のおしべは紅色をおび、美しい。径5cmほどの球もしくは楕円形の果実は、頂部に萼片を
残存させる。成熟すると果面は赤みを帯びた淡緑色となり、果肉は粘質かつ蜜であり、数十個
の種は小さく、口中に殆ど感じないし、甘みに富む魅力的な果物である。ウルグアイからブラジル
南部地域が原産である。亜熱帯から温帯にかけて栽培され、−10℃にも耐えるというが、
東京では寒害を受けることがある。日本の暖地においても、昭和初年に導入されて以来試作されて
いる。生食のほか、糖果、ジャム、ゼリーなどに加工される。シチュー料理にも好適である。葉や花
が美しく、樹姿もよいので庭園樹としても植えられている。
(出典:世界大百科事典 平凡社)


横浜市金沢区瀬戸5平潟湾に沿って走るモノレール
の下の歩道際です
2008/07/06 1730 NEC N902iS
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