オミナエシ
(女郎花)
オミナエシ科の多年草。
学名: Patrinia scabiosaefolia Fisch
日当たりのよい山野の草地に生えるオミナエシ科の多年草。
秋の七草の一つとして古来より親しまれ、切花にされたり庭に
植えられたりする。語源はよくわかっていないが、女飯(おんなめし)
の意味で、花は粟飯(あわめし)にたとえたとする説がある。
茎は直立し60-100cm、葉は対生し羽状に深く切れ込む。
花は茎の先に多数つき散房状となり、8-10月*に咲く。
花冠は黄色、直径3-5mm、5裂する。おしべは4本、子房は下位、
3室のうち2室は退化し、1室に1種子ができる。北海道から九州、
さらに朝鮮、中国、シベリア東部に広く分布する。
薬として消炎や排膿などに用いられた。
(出展:世界大百科事典 平凡社)
*:温暖化のせいでしょうか「6月の花」一覧表の写真は6月下旬に横浜で撮影したものです。
場所: 横浜市金沢区富岡西6-35 日時:2009.09.16 |
場所:信州原村 日時:2006.08.24 |