オオバコ(大葉子)
オオバコ科の多年草。アジア各地に広く分布し、原野・路傍に最も普通。
(踏まれ強い)、葉は長柄根生。楕円形。夏、葉間から花茎を出し、白色の小花を
穂状につけ、刮ハを結ぶ。葉は利尿剤及び胃病などに内服し、種子は利尿・
鎮咳など薬用となる。
双子葉植物に属する科の一。全世界の高山から海岸まで三属約200種が分布。
わが国ではごく普通なオオバコや高山性のハクサンオオバコなど数種ある。
(出典:広辞苑 岩波書店)


花弁は小さく退化し、雄しべと雌しべがメインのシンプルな花です。花はまず雌しべを出し、
(雌性期)、そのあとに雄しべ(雄性期)を出す。オオバコの花は、花穂の下から順に咲くので、
1つの花穂の中で、上に雌しべ、下に雄しべが広がります。女性上位というわけです。
(出展:NHK「趣味の園芸」400号 2006/7/1 pp120- 多田多恵子「オオバコ」)


オオバコ
横須賀市長沢の農道の際
2007/10/07 14:30  NEC N902iS

前ページ(十月の花(その1))へ
 トップページに戻る