三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure

春蘭(Cymbidium goeringii (Reichb.f.)Reichb.f.)

  学名Cymbidium goeringii
日本で最も普通に見かけるラン科の地生ランで、ホクロ、ジジババの異名も
あり、昔より親しまれている。地下に偽球茎があり、偽球茎上に葉を叢生する。
多年生で葉は常緑で、線形、長さ約30cm、粗い細鋸歯がある。3〜4月、花茎
の先に1〜2の花をつける。花は普通、淡緑色、径4〜5cmである。北海道南
部より九州までの日本全国、中国大陸に分布する。花色には黄色の強いもの、
褐紅色をおびるものなど、様々な変異があり、斑入り葉も知られている。そのよう
な変異品は高価で売買されるため、最近は乱採され、場所によると野生集団が
ひどく減少している。春蘭属のなかでは、最も耐寒性があり、じょうぶで、庭の隅
でも育つ。(以上 世界大百科事典(平凡社)より)
 



右に同じ




2010.03.22 9:28 Nikon D70
金沢区 同右 

2005.04.04 16:40 OLYMPUS C2500
金沢区 住宅街の民家の庭

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