三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure

キンモクセイ(金木犀)
Osmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus Makino
モクセイ科の常緑灌木。 中国原産で、
古くから庭木とされる。
モクセイOsmanthus fragrans Lour. は中国では花色によって品種をわけ、
白色、橙黄色、淡黄色のものをそれぞれ銀桂、丹桂、金桂という。
日本ではふつうそれぞれをギンモクセイ、キンモクセイ、ウスギンモクセイに
当てる。
高さ約3m。葉は狭い長楕円形で革質で堅い。
雌雄異株だが、わが国で栽培されるのは全て
雄株で結実しない。秋、赤黄色で
強烈な芳香を放つ小花(径約5mm)を多数を開く。
漢名、丹桂。
(出典:広辞苑 岩波書店、世界大百科事典 平凡社)

秋たけなわのこの季節、住宅街の町中に何処からということもなく、キンモクセイ
の花の匂いが漂います。
<木犀のかをりほのかにただよふを見まはせど秋の光のみなる>窪田空穂





横浜市金沢区
住宅街の民家の庭
2007/10/10 12:22 NIKON D70

同上
2012/10/21 15:59
NEC N-902iS
 
同じ敷地に今年新たに3本追加
2020/9/29 10:20
Nikon D-70
 
開花する前の蕾の状況
 

前ページ(十月の花(その1))へ
 トップページに戻る