モクレン科の常緑蔓性潅木。山地に自生、また鑑賞用にも
栽培。葉は平滑で厚く、光沢を有し、長楕円形。夏の初め、
葉腋に淡黄色の花を開き、紅色の実を多数球状につける。
茎の粘液は製紙用又は鬢付油の材料。
「名にし負はば 逢坂山(あふさかやま)の さねかづら
人に知られで くるよしもがな」
三条右大臣(さんじょうのうだいじん) 後撰集 百人一首(25)
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