三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure

トリトマ
red-hot pocker : Kniphofia

ユリ科の春植えの耐寒性宿根草。ユリ科シャグマユリ属Kniphofiaは熱帯アフリカ、南アフリカ、マダカスガルに数十種が分布
している。トリトマは旧属名Tritoma.。細い管のような花が下向きに独特な花容で、大型のものは1m以上に達し、茎は太い。葉は
カンゾウ(萓草)に似る。花は初夏から盛夏に咲くもの、秋に咲くもの、初冬より咲くものなど変化が多く、十数年前までは新しい
輸入種もあって、切り花も多かったが、首部の茎が曲がる欠点がある。古くより大型と小型があり、南アフリカに特に多くみられ、
水性種などもある。色彩は赤、橙、黄、白などで、橙赤に下が黄色などのものは美しい。古葉を除去して、3月上旬くらいに植えかえる。
(出展:平凡社 「大百科事典」)


2003.06
OLYMPUS C-2500L
横須賀市野比
N:35°13'01"
E:139°40'21
 

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