ススキ(薄)
学名Miscanthus sinensis Anderss
イネ科の多年草。
堤、土手・荒地などにしばしば大群落を作る。
毎年、宿根から新芽を生じ、高さは2mに達する。
葉は線状で尖る。秋、茎頭に大きい花穂つけ、十数枝を中軸から出し、黄褐色を呈する。
小穂の下部に白毛があり絹糸状をなす。「尾花」と称し、秋の七草の一。茎葉を屋根を
葺くのに用いる。カヤ。袖振草。
万葉集十「さ男鹿の入野のすすき初尾花」
ススキは各種の変種を含めて、日本、朝鮮、中国に分布する。
(参考:広辞苑 岩波書店、 世界大百科事典 平凡社)
下の写真のススキ群落の道路壁の100m程上には、三浦富士につながる登山道が通っていて、
一帯は「萱場」とよばれています。
2005/10/30 14:12 OLYMPUS C2500L 横須賀市長沢 通研通りの道路側壁に 繁茂していました。 |