いでんしずかん

2016年12月発売

化学同人

1600円+税

本文執筆・イラスト:北村雄一

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 概要:

 遺伝子を擬人化して紹介しよう、という内容の本です。紹介する遺伝子は42種類。基本的に1種類の遺伝子を2見開き4ページで紹介。擬人化された立ち姿と遺伝子の解説、そして解説内容を漫画にした見開きが続きます。擬人化された遺伝子の立ち絵はカラー。漫画は白黒です。

 また、理数系の本なので文章が横書き。その結果、本も左から右へ読むので、漫画も通常とは逆。左から右へ読みます。以下はイーブンスキップドの紹介ページですが、だいたいこんな感じ。

 

 見ての通り、やや台詞が多いですね。今から思えば漫画部分を多くして、1ページあたりの情報量を減らすべきだったかもしれません。そのせいか知識職についている知人からさえ難解な漫画だと評されました。しかし聞けば他の原因がある様子。例えば遺伝子は変異による機能喪失から見つかります。そしてその機能喪失の様子から名前がつけられるので、名前と実際の役割が正反対である事例が多くあります。本の冒頭9ページで登場する、ショウジョウバエで最初に見つかった遺伝子ホワイトもそのひとつ。

 このように名前と役割が正反対なので、理解がこんがらがるという側面もあるようです。

 この本の後書きでは、コンピューター科学の天才チューリングは生物を方程式で記述する方法を見つけたが、実際の生物はそんなことをしていないこと。生物は進化という、人の論理を超越した過程で誕生したので、人間が考える設計からまったく逸脱していることを書きました。この「いでんしずかん」でも、グルーチョ、ドーサル、APCのようにスイッチを切り続ることでスイッチを入れる遺伝子たちが登場します。これなどは人間の設計思想からはまったく異質で理解しがたい動作でしょう。このような現実の異様さが、難解と受け取られる原因でもあるようです。 もし二度目があるのなら、この難解さを踏まえた漫画を描くところですが、今回はこういう内容。

 

 紹介する遺伝子と章立て:

 紹介する遺伝子はショウジョウバエの胚発生に関わる遺伝子、エレガンス線虫のアポトーシスに関わる遺伝子、人間のがん遺伝子の三つに大別できます。

 さらにショウジョウバエは体の発生とその制御に関わる遺伝子が多数登場しており、それらを母性遺伝子、ギャップ遺伝子、ペアルール遺伝子、セグメントポラリティー遺伝子、ホメオティック遺伝子、体の前後端と背腹軸を決定する遺伝子にわけて解説しています。

 

第1章 体の前と後ろと真ん中を決める遺伝子(ショウジョウバエの母性遺伝子とギャップ遺伝子)

ビコイド

エクスペランティア

ハンチバック

ナノスとプミリオ

クリュッペル

ジャイアント

クニルプス

 

第2章 体を区切る遺伝子(ショウジョウバエのペアルール遺伝子とセグメントポラリティー遺伝子)

イーブンスキップド

フシタラズ

ヘアリー

エングレイルド

ヘッジホッグ

ウイングレス

 

第3章 体の区切りに個性を与える遺伝子(ショウジョウバエのホメオティック遺伝子)

ラビアルとデフォームド

プロボサイペディアとセックスコームズレデュースド

アンテナペディア

ウルトラバイソラックス

アブドミナルAとB

 

第4章 頭としっぽ、背中とお腹を作る遺伝子(ショウジョウバエの前後端と背腹軸の決定に関わる遺伝子 母性遺伝子やギャップ遺伝子も含まれています)

トルソー

グルーチョ

テイルレス

トル

カクタス

ドーサル

 

第5章 細胞を死に導く遺伝子(エレガンス線虫の細胞死/アポトーシスに関わる遺伝子 *psr-1は遺伝子そのものというよりはタンパク質なんですが、ここでは遺伝子に準じて登場します)

セッド4と9

エイグル1

セッド3

psr-1

セッド2と5と12

セッド10

 

第6章 がんの遺伝子(人間のがん遺伝子とがん抑制遺伝子 がん遺伝子とまでは言えませんが、サンオブセブンレスが含まれます)

アーブB

サンオブセブンレス

ラス

ミック

APC

p53

 

以上の他にモブというか、脇役で何種類かの遺伝子が登場します。以下はそのラフです。

 

 

 ホワイトはすでに説明したように、ショウジョウバエで最初に知られた遺伝子であり、名前と裏腹に、本来は目を赤くすることを司る遺伝子です。タンパク質としては細胞膜に浮かんで、化合物を取り込む役割を果たしており、その構造が服の模様に反映されています。彼女が機能を喪失すると、ショウジョウバエの目は色素を作ることができず白くなる。これゆえにその名はホワイト。かぶった帽子の目は白目を表しており、本人の目も白、髪も色素を失った銀髪。一方、カラーでは登場しませんが、服はその本来の役割通り、赤を基調としています。本編ではビコイドと共に遺伝子の基礎解説を担当。

 

 オッドスキップドはペアルール遺伝子。つまり体節を偶数奇数交互に指定する遺伝子のひとつで、本編で活躍するイーブンスキップドとは正反対の体節を司ります。服は七つの体節を司ることから七つに分けられており、色分け、あるいは肌の露出はイーブンスキップドと正反対。オットスキップドが機能を失うと、腹部体節の奇数番号が抜けてしまうことから、奇数飛ばしの意味を持つこの名前がつきました。しかし実際には偶数の体節を司るので、額の飾りは偶数の二つです。ちなみに本編で登場するイーブンスキップド(偶数飛ばし)の額の飾りは三つ。オッドスキップドは本編69ページにちょっと顔を出します。ラフでは見ての通り、長手袋をはめていますが、本編でははめていません。

 

 ペアードとスルーピーペアード。この二人もペアルール遺伝子。担当領域はどちらも体節の前半分と後ろ半分。しかしこれはその領域を作成するというよりも、境界線の絞り込みの一環として領域設定を行うと言うべきかもしれません。本編で活躍するイーブンスキップドやフシタラズによる擬体節の領域設定に続いて活動し、彼女達の相互作用によって、最終的に体節の境界線が決まります。ペアルール遺伝子達の相互作用は複雑で、Jaynes & Fujioka 2004, Drawing lines in the sand:even skipped et al. and parasegument boundaries , DEVELOPMENTAL BIOLOGY 269 pp609-622. などを参考のこと。

 ペアードは体節の後ろ半分と続く体節の前半分を担当するので、機能喪失すると担当領域が消滅し、残された体節の前半分と、続く体節の後ろ半分とが合体します。彼女の服装は機能喪失した際の幼虫の変異を模したもの。

 一方、スルーピーペアードは発現領域がペアードよりも狭いせいか、彼女が機能喪失すると残された体節の合体がなんか微妙な感じになります。つまりペアードのように、きっちり消えて残りがきれいに合体、という風ではなく、なんかこう崩れてる。スルーピーとは水っぽい、だらしない、いい加減な、という意味の単語ですが、この呼び名はこの有様が原因かもしれません。スルーピーペアードの外見がだらっとしているのはこれを踏まえているため。ペアードもスルーピーペアードも、72ページで一こまだけ登場します。

 

 ホメオボックス遺伝子アンテナペディアの頁、97ページで一こまだけ登場する遺伝子、スパルトメジャー(spalt major)。略称はサルム。spaltの省略がsalでそこにメジャーのmがついてsalm。頭部にsal、胸にMajorと記してあるのはそのためです。スパルトメジャーはショウジョウバエの翅の作成に関わります。翅を持っているのはこのため。また胸部の筋肉の作成に関与するらしいので、がっちり体型。胸と腹部はショウジョウバエの中胸と後胸、その背面をかたどっています腰の両脇に平均棍のようなものがあるのはそのせい。

 一方、足の先は触角を模していて、細長く多関節。これはアンテナペディアがスパルトメジャーを抑制できないと、足が触角になってしまうことに基づいています。つまりスパルトメジャーは触角を作る遺伝子でもあるということ。アンテナペディアの役割は、スパルトメジャーを抑制し、元基が触角になる運命を切り替えて足にすることにあります。

 ですから79ページでスパルトメジャーが「そして元基を翅にするのが私スパルトメジャー」と言っているのは誤植、というか北村の誤記ですね。元基を触角にするのが..というのが正しいです。

 

 98ページ以降、数ページに渡って登場するバイソラックス遺伝子。バイソラックスは二つの胸の意味。意訳すれば”中胸が二つになる”です。バイソラックス遺伝子はショウジョウバエ後胸の個性化に関わっており、彼女が機能喪失すると後胸の個性化が失敗、後胸が部分的に中胸になってしまいます。これゆえにバイソラックス。

 本編に登場するウルトラバイソラックスの命名の由来にもなった遺伝子です。バイソラックスが機能喪失して後胸の個性化が失敗すると、後胸の平均棍の前半分が翅になってしまいます。これゆえ、彼女の頭には四枚の翅があり、下の二つは前半分が翅化した平均棍を模したものになっています。

 

 99ページの一こまだけ登場する3人組み。左からアンテロバイソラックス、ポストバイソラックス、バイソラコイド。

 アンテロバイソラックスのアンテロとは、ラテン語のアンテリオル(anterior)に由来する単語で、前を示します。アンテリオルは生物学では器官や構造の方向を示すことに使われますが、アンテロバイソラックスは文字通り、前方部分を司るバイソラックス系列の遺伝子。アンテロバイソラックスが機能を失うと、平均棍の前半分が翅になってしまいます。司る領域はバイソラックスとほぼ同じ。役割もほぼ同じなので、頭飾りの翅もバイソラックスと同様です。

 続くポストバイソラックスのポスト(post)とは、ラテン語のポステリオル(posterior)が由来で、こちらは後に続くの意味。ポストバイソラックスは文字通り、バイソラックスやアンテロバイソラックスよりも後ろを司ります。これゆえ、機能を失うと平均棍の後ろが翅になります。ポストバイソラックスの胸にある飾りはそれを示しています。

 そして三人目のバイソラコイド。この名はどうもバイソラックス(bithorax)にギリシャ語のエイドス(ειδοσ)をつけたものらしい。エイドスは形とか種類のこと。これは科学用語ではよく使われる用法で、例えばギリシャ語で星を示すアステール(αστηρ)にエイドス(ειδοσ)をつければアステロイド(Asteroid)、星のようなもの、つまり小惑星となります。

 ちなみになんとかオイドとなっているのは、ギリシャ語では複合語を作る時にO(オミクロン)で単語をつなげるため。ですからバイソラコイドならバイソラックスのようなもの、という意味になるでしょう。バイソラコイドが機能喪失すると、場合によると第一腹部体節が後胸になってしまうので、本来なら腹部になるべき体節に足が生えます。つまり8本足のショウジョウバエが出来てしまう。バイソラコイドの全体の姿や頭飾りはそれを示しています。

 バイソラックス、アンテロバイソラックス、ポストバイソラックス、バイソラコイド、彼女達が機能を失うと、後胸と平均棍づくりは完全に失敗。後胸は中胸になってしまい、平均棍は完全に翅となり、有名な変異である四枚翅のショウジョウバエが出来てしまいます。

 

 第4章で登場するトルソー、トランク、トルソーライクの3人組。遺伝子と生物が持つ非知性的な設計とその不条理を象徴するような3人です。まず3人はショウジョウバエの前後端を決定する遺伝子です。体の前後端を同時に区画するという発想がそもそも人間的でありませんが、さらに奇妙なのがこの3人の関係。トルソーはここが体の前後端であるという信号を受信する受容体。トランクはここが体の前後であるとトルソーに告げる信号を司ります。ところがトルソーもトランクも卵全体とその周辺に遍在しているので、二人だけでは前後端のみを区画、指定することができません。

 そこで登場するのがトルソーライク。トルソーライクが前後端だけで活動し、その作用でトランクの作ったタンパク質が前後端だけでトルソーにくっつきます。こうして卵の前後端が指定されるという仕組みです。

 それだったらトルソーライクのタンパク質が直接トルソーが作る受容体に結合すれば良いじゃないか、と思ってしまいますが、生物だけにそういう理知的な仕組みにはなっていません。人の論理を超越した進化で作られた生物を理解するには、人間の論理というちんけな枠組みで考えては駄目だという実例のひとつでしょう。

 以上のようにトルソー、トランク、トルソーライクは3人1組の共同作業で体の前後端を指定するので、いずれが機能停止しても体の前後端が失われます。つまりショウジョウバエの幼虫の頭と尻尾が消えてしまう。3人の名前は この有様を表現したもので、トルソーは胴体だけの彫刻のこと、トランクは胴体、トルソーライクはトルソーのようなの意味。

 これもあって3人の姿はなんとなく似た姿で描いていますが、受容体を作るトルソーだけはリン酸化を司るブーツをはいています。

 トルソーは本文で登場し、カラーの立ち絵もあります。トランクとトルソーライクは122,123ページで少しだけ登場。

 

 第4章、ショウジョウバエの背腹軸を決定する遺伝子トル。そのトルが登場する127ページで、トルの台詞とその吹き出しに顔を出すのがこのスパッツレただし本で登場するのは上のラフの右側、くるみ割り人形のようなキャラの方です。手前で正面を向いているキャラは単行本発売後に描き下ろしたもので、本では登場しません。

 スパッツレは受容体であるトルに、こちらが腹側であるという信号を伝達する遺伝子です。より正確に言うと信号となるタンパク質を司る遺伝子。名前のスパッツレはドイツで作られるパスタの一種のことなので、料理人をイメージした姿です。単行本バージョンでは頭が皿になっていて、そこにスパッツレが盛られていて、調理人の帽子をかぶっています。ただし、この体型と姿では頭が登場する分には構いませんが、もし全体を見せなければいけないとしたら納まりが悪い。どうにも納得できないので、そこで新規に描き直したのが手前の姿です。描き下ろしでは、髪の毛は信号となるタンパク質を示し、頭の腕はそのままですが、体の腕は調理人のひげを模して、ペンギンかタコを思わせる形に。

 料理のスパッツレは、見た目は適当にこねたようなパスタです。実際にはこねるのではなく溶いた生地を穴から垂らして作るようですが、このため太さが一定ではありません。不揃いのマカロニのようになります。おそらく、機能喪失して腹面を消失した変異幼虫の姿を料理のスパッツレに例えたことが、スパッツレ遺伝子の由来でしょう。

 

 

 第4章、背腹を決定する遺伝子群の脇役、チューブとペレ。いずれも腹を指定する役割を担っているので、彼らが機能停止すると腹が消失。幼虫の体全体が背中になります。この時、どういうわけか幼虫の体が伸ばすのに失敗したうどん生地みたいになります。あるいはうまく作れずにいびつになったソーセージみたいになるというべきでしょうか。

 先に説明したスパッツレ遺伝子の命名はおそらく、幼虫のこうした姿が由来ですが、チューブも同様であるように思われます。実際、背腹軸を決定する遺伝子には、他にも筒状の体を表現した名前を持つものがあります。チューブは130ページで一こまだけ登場します。

 一方、ペレの方は名前の由来が良くわかりません。人名だとしたら遺伝子の命名としては奇妙ですし、ラテン語として考えると皮を意味するpellisかもしれません。あるいはソーセージの皮のことという可能性もあるのですが、もしそうならこれも機能停止による変形した幼虫の姿を表現した名前だということになります。いずれにせよ、確証がなくとも擬人化するからには形を与えねばならないわけで、取りあえず皮をまとった妖精として描いたのが以上の姿です。

 具体的にはメキシコ神話の神、シペトテック(Xipe totec)から着想を得ています。シペトテック神の祭儀では、神官が生け贄にされた人間の皮をはぎ、それをまとって神事に及びました。ペレの顔が口から出ているのはそのためで、スカートの房飾りは皮下脂肪。今にして考えればソーセージを頭に乗っけているべきだったかもしれません。 

 チューブとペレはここが腹側であるという指定を伝達する役割を果たしており、スパッツレによって活性化されたトルからの伝言をチューブが受け取り、それをペレに受け渡し、ペレがカクタスを分解することで腹側の指定を実行するドーサルが活性化します。

 

 第6章、ヒトのがん遺伝子で登場するフリズルドとセブンレス。実はどちらも作るタンパク質は受容体。細胞膜に浮かんで信号を受信する役割を司ります。しかし構造はまったく違っていて、フリズルドはセブン・トランスメンブレン・レセプター(seven-transmembrance receptor)。意訳すれば7回膜貫通型受容体。フリズルドが作るタンパク質とその受容体は、うねうねと7回折り返して、そのたびに細胞膜を貫通する構造を持ちます。この本では幾人もの受容体とそれを司る遺伝子が登場しますが、7回膜貫通型は彼女フリズルドただ1人。208ページで彼女が「構造はまったく違うけどね」と言っているのはそのため。身につけている奇妙なチューブのようなものは、タンパク質の構造と信号受信の部分を示しています。タイツにfzとあるのは、フリズルドの略称。なお、フリズルドとはちぢれ髪の意味ですが、これはおそらく、フリズルドがショウジョウバエの剛毛がちぢれて波打つ変異から見つかったことに由来しています。彼女の髪の毛がぼさぼさなのはそのせい。

 フリズルドの役割はウィングレス遺伝子が作る信号を受信すること。本当ならウィングレスが最初に登場するショウジョウバエの体節と、その境界決定を説明する第2章後半で顔を出すべきですが、説明があまりに複雑になるので省略されています。

 一方、人間にもフリズルド遺伝子があります。人間においてフリズルドが大腸の細胞とその信号受信を司っており、信号伝達において彼女の下流にあるAPC遺伝子へ信号を伝達します。このAPCが機能喪失すると細胞増殖が暴走し、大腸がんが発生するので、このため第6章APCの説明でフリズルドが登場します。

 以上、7回膜貫通型のフリズルドに対し、セブンレスはリン酸化を引き起こすことで信号伝達を行う受容体です。この本で登場する受容体とそれを司る遺伝子はフリズルド以外は全員この型で、セブンレスもトルやトルソー、psr-1、アーブBも同様です。彼女、彼らが基本的に類似したブーツをはいているのもそのせい。彼らが受容体として細胞膜に浮かぶ時、細胞内部にあることになる足はリン酸化を実行する部分であり、ブーツについている突起がリン酸化を引き起こす部位を示します。

 セブンレスはショウジョウバエでは眼の制作を司ります。具体的には複眼を構成する個眼、その内部にある光受容体細胞の第7番目の指定とその信号受信を支配しており、これゆえセブンレスが機能喪失すると第7番目の光受容体細胞が失われます。ここからセブンレス、七無しの名前がつきました。本編ではこのセブンレスと類似の変異として見つかり、それゆえに”七無しの息子”の名前がつけられたサン・オブ・セブンレスの解説に登場します。

 セブンレスは、頭にかけた6角形の眼鏡が個眼を、胸の6角形マークとそこに並ぶ点は光受容体細胞を示します。ちなみに光受容体細胞は全部で8つあるのですが、8つ目は7つ目の下に隠れています。ここでは光受容体細胞を6つの丸で示し、機能喪失の際に消失してしまう7つ目を7の数字で表現しています。

 

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