The Great nebula in Orion
オリオン大星雲
M42 あるいは NGC1976
オリオン座のθ(シータ)星を中心とする星雲です。
この星雲は星の光を受けて輝くガス星雲(散光星雲)です。
オリオン座のベルトを形作る三ツ星、アルタニク、アルニラム、ミンタカ
その下に縦に並ぶ三つの小さな星(小三ツ星)
その真ん中がθ(シータ)星であり、オリオン大星雲です。
この散光星雲は肉眼でも見ることができます。
以下は文字のない画像
以下の写真はオリオン大星雲をさらに拡大したものです。撮影機材はPENTAX Optio RZ10 。ポケットサイズのデジカメですが、設定と条件がうまくいくと、こんな小さなデジカメでもここまで写ります。カメラで何秒か露出時間をかけて撮影するだけで、赤い姿が見えてくるのですから、オリオン大星雲は非常に明るい星雲だと言えるでしょう。
星雲の中心にはθ(シータ)星であるトラペジウム(Trapezium)が見えます。これは四重星で四個の3等星が菱形に並ぶものです。この画像ではさすがにそこまでは見えませんが、望遠鏡だと簡単に確認できます。なお、望遠鏡を用いて肉眼で見た場合、オリオン大星雲はこの写真をもっと淡くして退色させた、白い雲のような姿で見る事が出来ます。色がついていることを抜かせば、この画像は小口径の望遠鏡を用いて、肉眼で見た場合に近いと言えるでしょう。
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