NGC2440
とも座にある惑星状星雲
惑星状星雲2440はM46から南へ3度いったところにあります
以上は2017年12月21日 2:00のM46とM47のスケッチ
下段、連なった小さな円は25倍の視野を示します 左の明るい星はおおいぬ座γ星 M46とM47は連なった円の右端近くにあり
そこから画面上に伸びるのがNGC2440までの道のりです
以下は2440とその周辺のスケッチです
2017年12月21日 1:30のNGC2440
上は200倍の視野で大きく描いたNGC2440と周辺の星
下の円は50倍の視野で周囲の微星とNGC2440を描いたもの
NGC2440は明るい惑星状星雲で、一見すると恒星のようです。200倍まで拡大すると丸い姿が見えてきます。ネットの画像検索で見る2440は二つの泡がくっついた姿をしていますが、そこまでは見えていません。ここで見えているのはくっついた泡の交点、中心星に照らされた一番明るい部分のようです。中心星である白色矮星の温度は20万度。既知の白色矮星では最高温度だと言います。ただし光度は19等なので手持ちの望遠鏡では当然、見えません。
参考:
[Burnham's Celestial Handbook]
[Guidebook to the Constellations]