NGC 2392
ふたご座ワサトの近くにある恒星のような惑星状星雲
2017年11月1日 2:00のNGC2392
連なった円は25倍の視野を示し、ワサトからNGC2392まで
右上の円は50倍のNGC2392
右下の円は200倍
ふたご座δ(デルタ)星ワサト。そこから東へ2.5度いったところにある惑星状星雲。それがNGC2392です。明るくはっきり分かりますが、小さいの恒星のようです。撮影すると顔を思わせる楕円の周囲に円形の縁取りがある姿をしており、これをフードに覆われたイヌイットの顔に見立てて、英語ではEskimo Nebura、エスキモー星雲と呼びます。とはいえ、肉眼ではそこまで分かりません。低倍率ではにじんだ星に見え、200倍にすると広がりのあることが分かります。