M95 (NGC3351)

しし座の棒渦巻銀河 メシエ95

 

 

2019年12月3日 2:30〜4:30のM95とその周辺

 M95はしし座の銀河で、近くにはこれも銀河であるM96、M105、NGC3384があります。位置はしし座のお腹で、53番星の近く。画面右上の小さな円は望遠鏡のファインダーの視野で、倍率は多分10倍ぐらい。視野の左にある "53 LEONIS" がしし座の53番星。ファインダー視野右下の星(方位でいうと53番星の北側にある星)がM95を探す目印になります。この星は多分、光度が6等ぐらい。

 画面中央の大きな円の連なりは75倍の視野で、視野右下の明るい星がファインダーで見た時に53番星の北にあった星。これは75倍視野の中では一番明るい星になっています。そして視野の左にある丸い光のしみがM95 そして視野中央上にあるのがM96、右下のぼんやりした恒星のような天体がM105とNGC3384 いずれの天体も系外銀河です。

 M95はハッブル分類ではSBb 棒渦巻で巻きがややきつい銀河ということになります。しかしこの日の見た目は隣のM96よりも小ぶりで丸い形をした、光のしみでした。棒渦巻の構造は分かりません。M95の真ん中しか見えていないか、あるいは倍率が低すぎて構造がわからないのかもしれない

 

参考:[Burnham's Celestial Handbook]

 

 

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